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第13回緑のカーテンコンクール受賞一覧(個人の部マスターコース)

ページ番号:0000255861 更新日:2022年2月1日更新 印刷ページ表示

第13回緑のカーテンコンクール受賞一覧(個人の部マスターコース)

令和3年度に実施した「第13回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(個人の部マスターコース)を御紹介します。
皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

最優秀賞

片岡 正人 

<緑のカーテンデータ>カーテン育成歴13年

    片岡正人1   片岡正人2

  • 育てた植物:ゴーヤ7株、ケープタウンブルー1株、胡瓜5株、夕顔3株、朝顔2株、西洋朝顔1株、トマト3株
  • 場所:自宅の庭、西、南向き
  • 大きさ:幅約9m、高さ約2.6m
  • 主に育成に関わった人数:2人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 緑のカーテンの全面が完成すると、真夏の直射日光を遮り日陰になるので室内温度が下がり、エアコンの設定温度を少し上げて省エネを実感できた。
  • 8月5日13時頃、気温測定をすると緑のカーテンの内側で32.3℃、外側は44.3℃であった。その気温差は12℃もあり緑のカーテンの設置効果はあった。
  • 室内から眺めると、茂った葉の緑いろが目にやさしく、また涼しく感じられた。
  • 緑のカーテンの下(陰)で愛犬は屋外に出ても寛いで遊んでいた。
  • 今年は夕顔の花が良く咲き、最盛期には一晩に20個以上も純白の花が咲き、夜に家族で観賞したり写真撮影もした。
  • ゴーヤ、胡瓜やミニトマトを沢山に収穫した時は近所へもお裾分けをした。   

<工夫した点>

  • 苗を植える時期は、過去の記録を参考にして梅雨が明けて真夏日になるまでに緑のカーテンの全面が完成するようにいろいろ配慮した。
  • 今まではシーズンが終わってから捨てていた土を再生して使用した。(方法は石灰とミリオンを振りかけ、発酵油かすとバーク堆肥を適量配混合する)
  • 今年は西日を遮るため南側と西側へL形にネットを張った。
  • ゴーヤは4種類、胡瓜は3種類を選んで成長を比較してみた。(来季の参考)
  • 初めて植えたケープタウンブルーと西洋朝顔は蔓が早く伸びて葉も良く茂る。
  • 市水道を節水するため、雨水を雨樋から分岐して容器に貯水した。また、風呂の残り湯も水やりにそれぞれ有効活用した。(大き目の容器を4個用意する)
  • 猛暑日には植物の葉が萎れないように、朝、夕以外に昼間にも水やりをした。
  • 蚊などを防ぐために蚊取り線香や殺虫灯を使用した。蚊には刺されなかった。

<感想等>

  • 植物の種類により、成長は異なるが1日に蔓が10cm位も伸びるのを観察すると活力を感じるとともに、実もなるので日々世話をするのが楽しみだった。
  • 来年は小玉スイカの空中栽培やブドウ栽培の取り組みもしてみたい。
  • 高齢であるが健康維持の為に、出来る限り継続していきたいと思っています。

◆審査員コメント◆

 収穫物のおすそ分けで近隣とのコミュニケーションに発展させるとともに、土の再利用や雨水の利用など環境への影響を考慮したカーテン作りに取り組まれています。

優秀賞

 古田 恵美子 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴13年

    古田恵美子1   古田恵美子2

  • 育てた植物:ゴーヤ3株、アピオス12株、空中いも6株、自然薯35株、モッコウバラ1株、丘わかめ6株
  • 場所:マンションのベランダ 北西向き
  • 大きさ:幅約13m 高さ約3.1m
  • 主に育成に関わった人数:1人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 緑のカーテンネットのすき間から入るこもれ日と、気持ちの良いそよ風が入る畳の間は主人の昼寝のおきまりの場所となっています。「エアコンにはない心地良さがある」と好評です。
  • また珍しい丘わかめの葉を友達や近所に配り、調理の方法等を説明した。育ててみたいという人に、株分けして、ラインで成長具合を確認。
  • お茶会で自然薯のムカゴの塩ゆでやアピオスのいもの塩ゆでもとてもおいしい。ビールのつまみに良く合う。癖になりそうという人もあり。
  • ベランダ一面の緑のカーテンはとても目立ち、「緑がいいね」等初対面の人からも声をかけられたりして、皆さんよく見てらっしゃるなとびっくりしました。
  • あまった苗は、友達や知人に声をかけ緑のカーテン作りに参加してもらいました。

<工夫した点>

  • 多種の植物を実験的に育て、場所や天候に適した植物を選定しています。
  • 今年は台風の直撃を受け、ゴーヤはすべての実を落としてしまいました。今まで受けたことのない強風で葉がちりちりになってしまい風の強さを実感しました。一挙にネットを下せるように張ったワイヤーを切る寸前でした。
  • 風呂の残り湯を利用し節水に努め、水はねと草の防止に不織布をしいてみました。土が寄らず、効果ありでした。
  • 緑のカーテンに花を咲かせようとモッコウバラを植えて4月に花を咲かせ、5月には緑がいっぱいになるように試みましたが、うどん粉病を発してしまい、葉が落ちて失敗してしまいました。

<感想等>

  • 来年の春にはモッコウバラを咲かせ、早々と緑いっぱいのカーテンを作りたい。
  • 均一なきれいなカーテンができて良かった。
  • 近年は5月から暑くなったので早く成長する花物を育て、涼むカーテン又、食べるカーテン、見てもらえるカーテンを作りたい。
  • 種や苗を提供して、緑のカーテン作りの仲間をふやし、交流を深めていきたい。

◆審査員コメント◆

 自然薯等豊富な種類を生育し、収穫物や苗を配り、緑のカーテン作りを広め、地域への波及活動に貢献されています。

優良賞

 伊藤 和夫 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴9年

    伊藤和夫1   伊藤和夫2

  • 育てた植物:日本アサガオ20株
  • 場所:自宅の庭、プランター5個、南向き
  • 大きさ:幅約4.2m 高さ約4.6m
  • 主に育成に関わった人数:2人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 生活スペース居間の前一杯にグリーンカーテンネットをはり、2Fの部屋もベランダにネットを追加し(約2m)日陰になるように取り組んだ。

    ※居間に温湿度計を設置し室温が31℃以下の時は大型扇風機のみで対処し、越えた時(PM1:00~4:00)にエアコンと入

      れて扇風機を併用し快適性を確保しました。

  • 地域の方にアサガオグリーンカーテンの種を提供、育て方の資料を渡し話題作り(花が咲いたよ、肥料はどうした)コミュニティーがより強くなりました。

    ※アサガオ提供先:朝のラジオ体操G×30人、サロン・百歳体操G×30人、クリーニング×10人

<工夫した点>

  • プランターの土約50%を新しい土(培養土、赤玉土)に入れ替え、土の透過性を高め梅雨時の根腐れ防止や育成力アップを図りました。
  • 南側の西日が強いのでプランターの前に支柱を立てスダレを設置しアサガオの下部とプランターに木陰をつくり温度を下げ水分上昇を防ぐよう工夫しました。
  • 節水のためにお米のとぎ汁や皿洗い後の水、お風呂の残り水などを利用しました。

<感想等>

  • 地域の集会所で毎年アサガオグリーンカーテンを育てるリーダーを務めており自ら自宅でのアサガオの育ち具合を確認しながら相互に補完するようにしました。
  • 水遣り当番を妻と交互に行う、花が何個咲いたよ、スズメが残ったお米を食べたとか、チョウチョやミツバチがいる、日常の会話が増えたこと、生活に潤いを感じております。
  • 9年間毎年恒例の取り組みであり、我が家のエコライフとして地道に継続したい。

◆審査員コメント◆

 地元の集会所でアサガオを育てる会のリーダーとして活躍されています(団体マスターの部)。また、日本アサガオでのグリーンカーテンを作成し、2階のベランダまで伸ばし、大きなカーテンを作成されています。

奨励賞

 數實 明 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴8年

    數美明1   數美明2

  • 育てた植物:ブドウ1株、ゴーヤ20株、マンデリア10株、トマト2株、キュウリ2株、サツキ24株、門松1株、カニサボテン6株、ミニ松3株
  • 場所:自宅の庭、東、北向き
  • 大きさ:幅約20m 高さ約3.5m
  • 主に育成に関わった人数:2人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 緑のカーテン(ゴーヤ)の間に南国風マンデリアの花が咲くように目指しました。マンデリア花作りで問題が起きた時には詳しい友人に育成方法を早速対応し美しく咲きまして安堵しました。
  • 窓を開けるとカーテンの内側通路は陽射しを遮り、温度が下がり涼しく過ごすことができました。
  • 殆どクーラーは使用せず、省エネにつながりました。
  • 近所の奥さんが散歩中「緑と花がきれいですね!」と言われまして試行錯誤しながら目標に向かって頑張ってきてよかったと思いました。
  • カーテンの中にゴーヤ、ブドウが実り近隣宅に気持ちばかり渡し交流を深めました。
  • 近隣の子どもさんがブドウが実っているのを見られ触ってもらい喜ぶ姿に感動しました。摘み取ってもらい、さしあげコミュニケーション向上につながりました。

<工夫した点>

  • マンデリアは寒さに弱く昨年11月~今年3月迄室内南向き場所で管理しました。
  • マンデリアの鉢にはアンドン仕立てする予定でしたが、マンデリアは陽射しを好むので、緑のカーテン(ゴーヤ)の間にマンデリアの鉢を東側に位置変更しました。
  • 緑の葉が長く持てるよう深さのあるプランターに改善しました。植替えは昨年の土を再利用し元肥を土に混ぜ込めば1年間効く緩効性肥料を施しました。
  • 緑(ゴーヤ)と花(マンデリア)交じりの美しいカーテンになるよう毎日の誘引が大変でした。2週間に1回液肥する日をカレンダーに記入し予定通り施しました。
  • 風呂の残り水を大型ポリ容器に溜め込み朝夕ジョウロで水やりし、水道水節減になりました。
  • マンデリア新芽つる誘引は園芸ネットにうまく巻きつくよう折れないよう工夫しながら丁寧に取りくみました。
  • マンデリア新芽つる部に黄色のアブラムシ密集し友人のアドバイスで虫材散布除去。

<感想等>

  • 緑のカーテンの間に南国風マンデリアの鉢を入れて取り組みました。マンデリアは次々と花をつけて色鮮やかに咲き暑さ知らずのサマーカーテンになりました。
  • 園芸ネットにはわせたカーテンを窓の外につくると室内が涼しくなり心癒され、楽しむことができました。来年もつる性植物ゴーヤの間にマンデリアの花を育て家の周囲を緑と花いっぱい囲む楽しさを継続したいと思います。

◆審査員コメント◆

 クーラーをほとんど使用せず、節約できています。また、つる植物以外の花と組み合わせるなど工夫がされています。

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