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ページ番号:0000000269更新日:2020年10月21日更新印刷ページ表示

感染症情報/梅毒

梅毒とは(届出基準と届出様式

 梅毒トレポネーマによる性感染症で、全数把握対象疾患の5類感染症に分類されています。

感染経路

 感染部位と粘膜や皮膚の直接の接触(性的接触など)

症状

 感染後3~6週間程度の潜伏期を経て、経時的にさまざまな臨床症状が出現します。

  臨床症状
早期顕症梅毒(1期) (感染後約3週間)
感染部位にしこりができることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。
早期顕症梅毒(2期) (感染後数か月)
治療をせずに3か月以上経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら・足の裏・体全体にうっすらと赤い発疹(バラ疹)が出ることがあります。
晩期顕症梅毒 (感染後数年)
皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また、心臓・血管・脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡することもあります。
先天梅毒 妊娠している人が感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産・早産・新生児死亡・奇形が起こることがあります。

予防方法

 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触しないように、コンドームを使用することが勧められますが、コンドームに覆われない部分の皮膚などでも感染が起こる可能性があります。皮膚や粘膜に異常があった場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
 また、梅毒に感染していたとわかった場合、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)も検査を行い、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

参考

感染経路・症状・予防方法など

発生動向について
 梅毒について<外部リンク>(国立感染症研究所)

広島市における梅毒の発生状況

梅毒の報告状況(広島市)

 第42週(10月12日~10月18日)は、1件の報告がありました。
 今年の累計報告数は、48件(男性29件、女性19件)です。

 梅毒は、経時的にさまざまな臨床症状が現れ、症状が軽快しても、治療をしない限り完治しません。感染が疑われる症状が見られた場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

 各区の保健センターでは、無料・匿名の梅毒検査を行っています。詳細については、「梅毒検査について(健康福祉局健康推進課)」からご確認ください。

【参考】広島市における過去10年間(2010~2019年)の梅毒の発生状況

報告数の推移

 2015年以降増加しており、2018年は過去最多の105件の報告がありました。過去10年間に報告された64.6%が男性でしたが、2015年以降、女性の割合が増加しています。なお、2019年の年間報告数は74件(男性48件、女性26件)でした(図1)。

【図1】報告数の推移及び性別内訳

報告数の推移と患者の性別内訳

年齢階層別報告数の推移

 年齢階層別では、20~40代が80.4%を占め、男性では30~40代、女性では20代が最も多く、女性は男性に比べて若年層での報告が多くなっています(図2)。また、2015年以降、20~30代女性の報告が増加しています(図3)。

【図2】年齢階層別報告数

年齢階層別報告数

【図3】年齢階層別報告数の推移

年齢階層別報告数の推移(性別内訳)

感染経路

 性的接触が93.9%を占め、特に異性間性的接触が多くなっています(図4-1)。
 男性では、性的接触が94.5%を占め、その内訳は異性間、同性間、不明となっています。女性では、性的接触が92.7%を占め、その内訳は異性間、同性及び異性間、不明となっています(図4-2)。

【図4-1】感染経路

感染経路まとめ

【図4-2】性的接触による感染の内訳

性的接触による感染(性別内訳)

症状

 早期顕症梅毒(1期・2期)が76.8%を占めています。
 男性では、早期顕症梅毒1期、早期顕症梅毒2期、無症候の順に多くなっています。女性では、早期顕症梅毒2期、無症候、早期顕症梅毒1期の順に多くなっています(図5)。

【図5】症状の内訳

症状

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