ヤングケアラーに必要な支援を
「勉強をしたい」「部活をしたい」「友達と遊びたい」「仕事をしたい」と思いながらも、家のことで時間がないヤングケアラーの支援を進めていくために、専用の窓口を設置しました。
家族を支えるこども・若者
ヤングケアラーとは、「家族の介護その他日常生活上の世話を過度に行っていると認められるこども・若者」と法律で定義され、国・地方公共団体などが各種支援に努めるべき対象として位置づけられています。
ヤングケアラーの状況とは?
こどもがこどもらしい時間を過ごすのが難しい以下のような状況をいいます。
●障害や病気のある家族に代わり、家事をしているため、学校に行くのが難しい
●家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしているため、自分の時間がない など
表に出にくい問題
ヤングケアラーは、家庭内の問題であり、こども自身やその家族に認識されていないこともあります。
また、周囲が異変に気付いても家族の問題に対してどこまで介入すべきか分からないなどの理由から、必要な支援につながっていないケースもあります。
必要な支援につなげるために
市は、このたび、ヤングケアラー専用の相談窓口を設置しました。本人や周囲の人からの進路や就労を含めたさまざまな相談に応じ、関係機関と連携して支援を行います。
▶ヤングケアラー専用の相談窓口があります
当事者のみならず、その家族や、周囲の人が相談できます
■こどもの相談センターわかくさ(児童家庭支援センター)
毎日(水曜日、年末年始は除く)午前10時~午後7時
専用ダイヤルを設置しました
電話298-0581
◆問い合わせ先:こども青少年支援部(電話504-2973、ファクス504-2727)