毎日の生活の中にエシカル消費を

 食べたり使ったり、買い物したり、日常生活で欠かせない消費行動。一人一人が、この行動に少しの配慮を加えることが、未来を明るく変えることにつながります。

思いやりのある行動を

 エシカルとは「倫理的」という意味で、「人や社会、環境、地域に配慮した消費行動」のことを「エシカル(倫理的)消費」といいます。普段、買い物などで社会や環境に優しい物を選ぶことが、貧困や飢餓、気候変動などの社会的課題や環境問題の解決に貢献することにつながります。
 私たち一人一人が、社会的な課題に気付き、その課題の解決のために自分にできることを考えて日々の買い物をする…これが、よりよい未来に向けて行うエシカル消費の第一歩です。
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●環境に配慮した消費
 食べ残さないなど食品ロスの削減
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●地域に配慮した消費
 地元産の物を食べる
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●人・社会に配慮した消費
 フェアトレード商品や障害者などの社会進出につながる商品を選択する など

エシカルマップのご活用を

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 エシカル消費に関連する商品を取り扱う店舗や、飲食店、取り組みなどを「エシカルマップ」としてまとめ、12月16日月曜日から市ホームページで公開します。消費行動の参考にしてください。

市ホームページ

障害者施設製作の商品はいかが

 紙屋町シャレオにある「ふれ愛プラザ」は、食品や雑貨、季節商品など、県内約60カ所の障害者施設の商品を多数取りそろえています。坪倉良子(つぼくら よしこ)店長は「商品購入がエシカル消費になることを、多くの人に知ってもらいたいですね」と話します。

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◆問い合わせ先:消費生活センター(電話225-3329、ファクス221-6282)

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