「あなたの思い」を話しておきませんか
これからの人生をより豊かに、最期まで自分らしく生きるために、自分の希望や思いを家族や医療・介護の専門職など、周囲の信頼できる人と共有しておくことが大切です。
もしものときのために
誰でも、いつでも、命に関わる病気やけがをする可能性があります。命の危険が迫った状態になると、約70%の人が医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなるといわれています。
もしものときに備え、医療やケアに関する希望を、家族や医療・介護の専門職など信頼する人たちと話し合い、共有しておく取り組みが「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」です。
普段から気軽に話し合いを
人生の最期について話すことは「縁起でもないこと」との考えもありますが、家族など本人に代わって医療の選択をしなければならない人にとっても、人生会議は、心の負担を軽くすることにつながります。最期まで自分らしく生きるために、あなたの大切な人のために、「人生会議」してみませんか。
人生会議への理解を深めてもらうため、市ホームページで、手引きや動画、漫画(下記)を紹介しています。
話し合いの進め方(例)
希望や思いは変わる可能性があるので、何度でも繰り返し話し合いましょう。

Step(ステップ)1
希望や思いなどを考える
Step2
健康や病気について学ぶ
Step3
代わりに伝えてくれる人(代理人)を選ぶ
Step4
家族や専門職と話し合っておく
Step5
文書に書き留め、都度見直す
手引きや動画で分かるACP

手引き
イラストで紹介。区地域支えあい課でも配布

YouTube(ユーチューブ)配信動画
始めよう! 人生会議 -認知症の妻と支えた夫の物語を通して考える-

◆問い合わせ先:地域包括ケア推進課(電話504-2648、ファクス504-2136)