乗合タクシーを導入してみませんか

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 市では、郊外の住宅団地や中山間地域などの公共交通サービスが十分に行き届いていない地域で、地域が主体となって導入・運行する「乗合タクシー」に対して支援を行っています。


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地域主体の乗合タクシー

 乗合タクシーとは、住民の買い物や通院などの日常生活に必要な移動手段の一つ。狭い路地での走行や少人数の輸送に対応できるよう、バスより小型の車両で、地域が主体となって運行する交通のことです。

行計画づくりのサポートや収支不足への補助などを支援

 市では、運行計画の策定のサポートや運行によって生じる収支不足への補助などの支援を行っています。
 現在市内の6地区で本格運行が、2地区で実験運行が行われています。
 地域住民の誰もが安心して生活し続けれられる乗合タクシーの導入について、まずはお気軽にご相談ください。

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詳しくは市ホームページで
市ホームページ

買い物や通院に乗合タクシーを利用してください

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 坂道や狭い道路が多いため、路線バスの運行が難しく、高齢者の買い物や通院などが不便な黄金山地区(南区)では、10月2日から乗合タクシーの実験運行が行われています。高齢化率が3割を超えた地域の移動手段を確保するために、路線を定めず、予約がある場合にのみ区域内を運行するデマンド型の乗合タクシーを始めました。片道(自宅⇔区域内の商業施設や病院などの乗降地点)1回400円で利用することができます。
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 運営主体の同地区社会福祉協議会生活交通支援協議会・藏本明(くらもとあきら)会長(82)は「買い物帰りに重たい物を持って坂道を上がるのは大変です。事前に電話で予約すれば、行きも帰りも自宅まで来てくれるこの仕組みを知ってもらい、安心で快適な暮らしのため多くの人に利用してほしいですね」と呼び掛けます。
 実験運行初日、近所の皆さんと利用した古城勝子(こじょうかつこ)さん(85・メイン写真左)は「足が悪いのでこれからも利用したいです」と期待を込めて話してくれました。

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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:公共交通政策部(電話504-2384、ファクス504-2426)

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