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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和6年6月15日号トップページトピックスHPVワクチンは定期接種で

HPVワクチンは定期接種で

 子宮頸(けい)がんを予防するためには、HPVワクチンが有効です。効果とリスクを理解した上で、定期接種(無料)を受けましょう。

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子宮頸がんは、予防できる病気です

 子宮頸がんの原因の多くはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。日本では、毎年約1万1000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人が亡くなっています。予防するためには、HPVワクチンの接種や早期発見のための検診が重要です。


ワクチンの効果とリスク

 令和5年度から定期接種の対象となった9価ワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVの80〜90%を防ぐといわれています。他のワクチン同様、接種後に副反応が起こることがあります。
 詳しくは、厚生労働省ホームページなどでご確認を。

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◆対象

次の1.2.のうち、接種が完了していない女性
1.小学校6年生〜高校1年生相当年齢
2.平成9(1997)年4月2日〜平成20(2008)年4月1日生まれ(キャッチアップ接種対象・下記に詳細)

◆接種回数・間隔

原則同じワクチンで2回か3回。接種回数・間隔はワクチンの種類や接種開始年齢で異なります

◆注意事項

接種年齢や間隔を守れなかった場合は定期接種の対象とならず、費用は自己負担となります。この場合、健康被害が生じても予防接種法に基づく救済が受けられません

◆受診の流れ

【1】母子健康手帳と健康保険証などを持って、医療機関へ
※接種券や予診票は実施医療機関にあります

【2】ワクチン接種を受ける
※接種回数や間隔など、詳しくは市ホームページでご確認を

市ホームページはこちら
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【ご注意を】キャッチアップ接種は今年の夏までに開始を

接種スケジュールのご確認を

 HPVワクチンの接種勧奨が控えられていた時期に定期接種の機会を逃した人(上記2.)は、特例措置としての定期接種(キャッチアップ接種)を受けることができます。
 キャッチアップ接種を無料で受けられるのは、令和7年3月末までです。3回の接種を完了するには約6カ月かかるので、今年の夏までに接種を開始する必要があります。
 市ホームページで、接種スケジュールを確認してください。

 
◆問い合わせ先:健康推進課(電話504-2882、ファクス504-2258)

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