「Sustainable Development Goals(サスティナブル デベロップメント ゴールズ)(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国連で採択された世界共通の目標です。将来の世代が安心して暮らすことのできる「誰一人取り残さない」世界を目指して、17のゴール(目標)が定められています。
私たちの周囲には、まだ生かせるのに活用できていない食品や物品、役に立ちたいという思いはあっても活動につながっていない人材など、「もったいない」ものや気持ちがたくさんあります。
それらを「生かしたい」という思いを持つ団体や企業が集まり、一昨年、市社会福祉協議会を事務局に「もったいないをつなぐネットワーク」を立ち上げました。
現在参加しているひろしまNPOセンターやセブン-イレブン・ジャパンなど7団体・2社は、定期的に会議をし、連絡を取り合うなどして情報共有しています。また、ネットワークを生かし、寄付したり、事業所や市民などから寄付される食品や物品などを、有効活用できる団体や人に届けたりしています。
同ネットワーク事務局の完田有希子さん(上写真)は「“もったいない” に気付いた一人一人が、寄付したり、それらを受け取って個人や地域活動で生かしたりすることがもったいないをつなぐ活動です。まずは身の回りに目を向け、できることから始めることが大切ではないでしょうか」と話します。
同ネットワークの取り組みは、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」という理念にもつながっています。
寄付(賞味期限が1カ月以上ある食品など)や活動希望のご相談は、事務局の市社会福祉協議会(電話236-6172、ファクス264-6413)へお問い合わせください。