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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和6年1月15日号トップページトピックス育てる楽しさ 収穫の喜び

育てる楽しさ 収穫の喜び

 郊外の新鮮な空気と土の香りに包まれる市民農園。自分の手で作物の種をまき、育て、収穫することができます。

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【写真1】三国市民農園

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【写真2】収穫したてのニンジン

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【写真3・4】農園を利用している石田さん夫妻と娘さん家族

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【写真5】収穫間近の大根

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【写真6】ケチャップ作り体験

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【写真7】保育園が利用する区画で収穫体験をする園児

農作業で人生も実りの日々

 安佐北区には、市民が野菜や花作りを手軽に楽しめる貸し農園「市民農園」があります。
 安佐町久地の三国(みくに)市民農園で1区画を利用している石田文彦さん(63・安佐南区・写真3左)は、利用1年目。定年退職を前に、趣味を見つけたいと考えていた時、農園のことを知り、応募しました。毎週末、夫妻で通っています。
 「25平方メートルはちょっと広すぎるかなと、最初は思いました。でも始めると楽しくて、今では少し狭く感じるくらい。夏にはトウモロコシやナス、枝豆、秋にはサツマイモ、ジャガイモ、大根などを収穫しました。丁寧に育てる分、芽が出てから実るまで、感動の連続ですよ。自分で作った野菜が食卓に上るので、妻との会話も弾みます。収穫は娘家族が手伝ってくれることもあり、孫に会う回数も格段に増えました」と顔をほころばせます。


充実した設備、イベントも

 市民農園には大きく三つの特徴があります。一つ目は、設備が充実していること。駐車場や休憩所、給水施設などを備えています。二つ目は、利用者同士の交流ができること。同センターが主催するケチャップ作り体験や収穫祭などに参加できます。三つ目は、野菜作り初心者向けのサポートがあること。栽培講習会や巡回指導を定期的に実施しています。
 農園は4月から翌年3月まで年間を通じて利用できます。季節ごとの収穫を楽しみに農作業してみませんか。


【2月1日木曜日から】令和6年度市民農園利用者募集

 受け付け期間は、2月1日木曜日から15日木曜日まで(16日金曜日以降、空きがあれば随時募集)。新規入園や複数の区画を利用する場合は、料金の割引があります。見学も可(要予約)。詳しくは、農林水産振興センターホームページか下記へお問い合わせを。

コード

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農園名 所在地 1区画の広さ 1区画の料金/年
三国市民農園 安佐北区安佐町久地 25平方メートル 7,500円
見張(みはる)市民農園 安佐北区白木町井原・小越 50平方メートル 2万9000円
三田(みた)市民農園 安佐北区白木町三田5816 50平方メートル 3万9000円

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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:農林水産振興センター農林振興課(電話845-4347、ファクス845-4350)

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