特集/わが家のお雑煮
カキ雑煮
カキ養殖漁業者
古川宏文(ふるかわ ひろふみ)さん
プリっとした身と濃厚な味が特徴
広島の冬の味覚の代名詞といえばカキ。広島湾には、緑豊かな中国山地を源流とする太田川から豊富な栄養が流れ込んでいます。そこで育つカキは、餌となる植物プランクトンをたくさん食べ、身がプリッとしていて味は濃厚です。またカキは、ビタミン群や鉄などのミネラルが豊富で、昔から栄養価の高い食材として知られています。
カキ雑煮
材料(2人分)
カキ(むき身) |
10〜12個 |
水 |
500ml |
豚薄切り肉 |
50g |
酒 |
大さじ1 |
薄口しょうゆ |
小さじ1 |
みずな |
1束 |
かまぼこ |
8切れ |
うま味調味料 |
少々 |
塩 |
少々 |
丸餅 |
2個 |
作り方
1 ザルにカキを入れて塩(分量外)を少し振りかけ、回しながらあくを落とす。その後、流水でよく洗い流す
2 鍋に水、一口大に切った豚肉、
1のカキを入れて、沸騰したらあくを取り、酒、しょうゆを加える
3 3cm幅に切ったみずなとお好みの厚さのかまぼこを加えて、うま味調味料と塩で味を調える
4 オーブントースターなどで焼いた餅を加えて、煮込む
5 お椀に盛りつける
● カキは、しっかりと火を通しましょう。カキをたくさん使うことで、おいしいだしが出ます。豚肉の代わりに鶏肉を使ってもおいしいです