特集／どんなん？よその区 8区8様 個性あるまちづくり
安佐北区 課題を克服、地域一丸でワクチン集団接種
自治会が中心となって、新型コロナウイルスワクチン接種の予約の取りまとめや会場の調整などを行い、1,500人以上が接種しました。活動主体：あさひが丘連合自治会
学区内に会場設置、無料送迎も実施
昨年のワクチン接種に当たり、日浦中学校区では、個別接種可能な医療機関がないこと、集団接種会場への交通の利便性が悪いことから、学区内での集団接種会場設置について区と協議を重ねました。その結果、あさひが丘連合自治会が中心となり、チラシ配布による住民への周知、予約のとりまとめ、会場や無料送迎バスの調整を行い、延べ12日間で1,620人に2回の接種ができました。
同自治会の尾田豊機（おだ とよき）会長（78・上写真）は「歩いて行ける場所で多くの高齢者が接種できて安心しました。自治会や老人会など学区内の住民団体と区役所が一致団結した成果です」と振り返ります。
昨年の接種会場
昨年の経験を生かし3回目接種へ
3月に実施予定の3回目接種に向け、昨年12月から準備開始。前回の反省点を協力団体と話し合い、より安全でスムーズに実施できるような流れを計画しました。会長は「前回との大きな違いは、対象者が２回の接種を終えて6カ月以上経過していること。その確認を確実に行うため、前回同様、予約は対面で行い、無事に終えられるよう連携して取り組みます」と力強く語ります。
3回目の予約について申請者と対面で確認
