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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年3月15日号トップページ特集どんなん?よその区 8区8様 個性あるまちづくり

特集/どんなん?よその区 8区8様 個性あるまちづくり
東区 コロナ禍から生まれた交流、健康増進の場づくり

 地域の高齢者の集いの場を屋外に変更し、自宅からのウオーキングとクイズなどの脳トレで健康増進に取り組んでいます。
活動主体:ボランティアぬくもり(温品学区社会福祉協議会)

地域で笑顔の花を咲かせるために

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 昨秋から週1回、自宅から社会福祉協議会の活動拠点である地域の寺までウオーキングする「温品サロンほっと“ウオーク会”」を開始しました。きっかけは、コロナ禍で屋内の活動が休止になったこと。そんなときこそ交流が大切、屋内がだめなら屋外でと、心身の健康づくりに取り組んでいます。
 真冬の寒さとなった昨年12月の朝、岩谷寺(いわやじ)境内に続々と参加者が集まってきます。代表の大谷豊美さん(77・上写真)は「毎回150人くらいの参加があり、地域の新たなつながりをつくることができています。住み慣れたまちで笑顔で暮らせるよう、毎回工夫しながら開催しています」と話します。参加した中村さん(70代)は「歩きながら外の空気を吸って、みんなの笑顔にも出会えるのがとてもうれしいです」とほほ笑みます。

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入り口で検温や消毒をして会場へ進む参加者の皆さん

温品のまちは自分たちで創る!!

 参加者に積極的に声を掛ける「ボランティアぬくもり」の皆さん。大谷さんは「それぞれ得意なことで行動してくれる、みんながお助けマン。今後は、認知症カフェや防災にも力を入れていきます」と抱負を語ります。
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この日の活動を終えて集合してくれた「ボランティアぬくもり」の皆さん



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