特集／どんなん？よその区 8区8様 個性あるまちづくり
中区 安全・安心に商店街を楽しんでもらうためのパトロール
市中心部の商店街で誰もが安全・安心にショッピングなどを楽しめるよう、夜間パトロールなどに取り組んでいます。活動主体：広島中央部地区環境保全対策協議会
商店街、警察署、行政が連携
多くの買い物客や観光客が訪れる本通り、金座街、えびす通りなどの商店街では、通行禁止時間帯の自転車通行や、風俗営業などに勧誘・あっせんするいわゆる「カラス族」、その他の客引き行為が数年来の課題となっています。そこで、商店街、警察、行政が連携した広島中央部地区環境保全対策協議会は、月２回、注意喚起や呼び掛けを行う夜間パトロールを実施。揃いのベストを身に着けた協議会メンバーが、本通交番を出発し、1時間を目途に巡回しています。
活動のリーダーを務める多山順一さん（71・上写真）は「こうして私たちがパトロールするだけでも抑止効果があります。警察署にも協力してもらえるので心強いです。皆さんが安全・安心に買い物を楽しめるよう、これからもがんばっていきたいですね」と力を込めます。
通行禁止時間帯に自転車の乗り入れをしないよう注意しながらパトロール
安全・美観のためのパトロールも実施
また、歩行者の通行を妨げたり美観を損ねたりする路上看板などを移動・撤去させるパトロールも実施しています。ルールやマナーをきちんと守って気持ちよく営業していただくよう呼び掛けています。
