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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年6月15日号トップページトピックス狂犬病予防注射をしましょう

登録と予防注射は飼い主の義務です
狂犬病予防注射をしましょう

 コロナ禍で犬などペットを飼う人が増えています。犬を飼っている人もいない人も快適に暮らせるよう、正しく飼うことが大切です。犬を飼うときに必要なことなどを紹介します。

犬を飼うときは

 狂犬病予防法で、生後91日以上の犬は生涯1回の登録と毎年の狂犬病予防注射が義務付けられています
(1)犬の登録
登録は、動物管理センター窓口で。登録手数料3,000円
※下記(3)の場所では、狂犬病予防注射の実施と注射済票の交付に併せて、登録もできます

(2)犬の鑑札交付
上記(1)と同時に交付
6ケタの数字がその犬のマイナンバーです
(3)狂犬病予防注射
市指定の動物病院か毎年4月〜5月に行う狂犬病予防注射(集合注射)会場などで受けることができます。
料金、場所など詳しくは市ホームページ

(4)注射済票の交付
上記(3)と同時に交付。交付手数料620円
6ケタの数字がその犬のマイナンバーです

(5)鑑札と注射済票を首輪などに装着
登録をした時の鑑札、狂犬病予防注射を受けた時の注射済票は、首輪などで犬に装着するように狂犬病予防法で義務付けられています。迷子札の役目もあるので必ず着けましょう!

ご注意を
20万円以下の罰金も
 人にも感染し、有効な治療法もない狂犬病は、世界で年間約5万9000人もの人が亡くなっている恐ろしい病気です。
 年1回の狂犬病予防注射が済んでいても、注射済票の交付を受けていなければ、義務違反になります。違反した(予防注射を受けさせず、または注射済票を着けなかった)者には、20万円以下の罰金が科せられます。

次のようなときは、手続きが必要です
●飼い犬がいなくなったときは
 同センターと警察に連絡を
●飼い犬が人をかんだときは
 かまれた人に医療機関を受診してもらい、傷の手当てを最優先に行ってください。
 犬の所有者には、24時間以内に同センターへの届け出が義務付けられています
●飼い主の住所が変わったときは
 市内は同センター、市外は新住所地で
●飼い犬が亡くなったときは
 同センターに連絡を。登録抹消を行います

飼い主とペットの災害対策
 災害時、避難する場合は、ペットと一緒に安全に避難すること(同行避難)が基本です。避難所で迷惑にならないように、普段からむやみに吠えない、ケージに慣らしておくなどのしつけや予防接種などの健康管理を行いましょう。

マンガで分かる犬の正しい飼い方

 下のマンガは、広島経済大学の学生チーム「動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト」と同センターが共同作成したチラシ「正しい犬の飼い方」に掲載。同センターで配布のほか、市ホームページでもご覧いただけます。
犬の登録と狂犬病予防注射・フンは適切な処理を!

必ずマナーを守りましょう

●ふん尿はできる限り自宅で
 ふんは処理袋などで必ず持ち帰り、尿はペットボトルに入れた水や消毒液で洗い流すか、ペットシーツなどを携帯し吸い取るなどしましょう。
●放し飼いは禁止 5万円以下の罰金も
 首輪やリードはきちんと着けましょう。長過ぎるリードには注意を払い、制御できる人が散歩を。

◆問い合わせ先:動物管理センター(電話243-6058、ファクス243-6276)

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