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広島市ホームページ令和3年6月15日号トップページトピックスコロナ禍の夏は特に熱中症に注意!

コロナ禍の夏は特に熱中症に注意!

暑さでぐったり にならないために
〔写真:安佐動物公園のツキノワグマ〕
 熱中症は、意識障害を起こしたり、最悪の場合死に至ったりすることもあります。暑さが厳しくなるこれからの季節、対策をしっかりとって熱中症を予防しましょう。

コロナ禍の夏は特に熱中症に注意!

熱中症は、5月ごろから発生し、7月下旬〜8月上旬に多発する傾向が。
今の時期から、熱中症対策を!

新型コロナウイルス感染症対策で高まる熱中症リスク
■マスクの着用で熱がこもる、のどの渇きを感じにくく、水分補給量が減りがち
■エアコンをつけていても、換気により室温が下がりにくい
■外出を控えることで、体が暑さに慣れにくい


熱中症を予防するには?
■ 小まめな水分補給
のどが渇いた時は、すでに体内の水分は不足しています。1日当たり1.2リットルを目安に
■ 部屋の温度は28℃
熱中症は室内や夜間でも起きます。湿度50〜60%を目安に、換気をしながら温湿度調整を
■ 涼しい服装
通気性が良い服装を。屋外では帽子や日傘で直射日光を避けましょう
■ 日頃の健康管理
汗をかくことは体温調整に大切。体調に合わせた適度な運動で、暑さに慣れましょう
対策イメージ

熱中症かな?と思ったら
熱中症の症状
熱中症の発生にはその日の体調が影響します。
いつもと様子が違うと感じたら要注意!
【症状1】めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、脈が速い、汗が止まらない など
【症状2】頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感) など
【症状3】顔が赤い、体温が高い、真っすぐ歩けない、意識障害(反応がない、言動がおかしいなど)、けいれん、失神 など
対処法
■涼しい場所で、衣服を緩める
■首すじや脇の下、足の付け根などを保冷材などで冷やす
■ぬれタオルを当てる、うちわであおぐなどして冷やす
■水分・塩分を補給
■意識がないなど症状が重い場合は、すぐに救急車を!

水分補給は水だけでいいの?
対策イメージ
 体の水分(体液)には、ナトリウムやカリウムなどのイオン(電解質)が含まれています。
 水やお茶だけを飲み続けると、体液の濃度を一定に保とうとする体の働きによって、過剰な水を尿などで体の外へ出してしまいます。
 水分を補給するときは、イオン飲料やナトリウムを含んだスポーツドリンクなどで、失った成分も補いましょう。


◆問い合わせ先:健康推進課(電話504-2290、ファクス504-2258)

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