佐伯区
民泊の受け入れで、地域住民の生きがいづくり
農山村生活体験の民泊を受け入れ、中山間地域の活性化に取り組んでいます。
活動主体:湯来町農山村生活体験推進協議会
修学旅行生らをおもてなし
湯来町では、一般家庭に中学校や高校の修学旅行生らが3〜5人ずつ宿泊し、畑作業などの農村体験をする民泊の受け入れを行っています。都会暮らしの生徒らに田舎体験を提供できると共に、受け入れる地元住民の活力にもつながっています。
とびきりの田舎体験を
足踏みをして餅をつく「だいがら」もワクワクする初体験
これまで3組の生徒らを受け入れてきた坪井(つぼい)京子(きょうこ)さん(72・写真)のお宅では、庭の木からユズを収穫し、ユズみそやユズジュースを一緒に作ったり、タマネギの苗を植えたり、湯の山温泉に行ったりしました。「みんな“じいちゃん、ばあちゃん”と呼んでくれてね。孫のようです。楽しい時間はあっという間で、1泊2日では短過ぎるくらい。次は満天の星空や、季節が合えばホタルを見せてあげたい。川遊びもいいかな」と坪井さん。
今年度は残念ながらコロナ禍で実施できませんでしたが、都会などから来る子どもたちに、自然いっぱいの湯来で、田舎ならではの体験をしてもらおうと各家庭が工夫をこらしています。
別れを惜しみつつお見送り。「また湯来にきんさい!」