中区
安心して「まちなか」を楽しんでもらうための防災対策
市中心部の各商店街や大型店舗などでプロジェクトチームを組織し、「まちなか」に特化した防災活動に取り組んでいます。
活動主体:まちなかまちづくり連絡協議会 まちなか防災プロジェクトチーム
商店街などで独自に防災に取り組む
全てのお客様に安全・安心にまちなかを楽しんでいただきたいですね!
買い物客や観光客などたくさんの人が訪れる市中心部繁華街(まちなか)。「災害はいつ起こるか分かりません。いざというときにお客様を守るのは私たちの使命だと思っています」。そう話すのは若狭(わかさ)利康(としやす)さん(64・写真)、プロジェクトチームのリーダーです。
平成30年2月には、大地震などの災害時に注意が必要な建物やAEDの設置場所などを分かりやすくまとめた「広島市まちなか防災マップ」を作成しました。「この防災マップは、実際に私たちと防災士さん、大学の先生と学生さんたちとで全域を歩いて、危険箇所などを確認しながら、1年がかりで作ったんですよ」と当時の苦労を振り返ります。
折りたたむとB6サイズになるコンパクトな防災マップ。災害への備えを記載した「まちなか防災対応マニュアル」との両面仕様です
安全・安心に楽しんでもらうために
現在はコロナ禍で減少しているものの、年々増加している外国人観光客にも着目。万一の災害発生時は、各商店街のアーケード放送やプラカードを使ってスムーズに外国語による避難誘導ができるよう、準備を進めています。
オリンピックの開催も見据え、取り組みにもますます力が入ります。