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ページ番号:0000000272更新日:2005年6月9日更新印刷ページ表示

感染症情報/変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)

クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)とは(届出基準と届出様式

 神経難病のひとつで、抑うつ、不安などの精神症状で始まり、進行性痴呆、運動失調などの症状が現れ、発症から1年~2年で全身衰弱・呼吸不全・肺炎などで死亡します。原因は、感染性を有する異常プリオン蛋白と考えられ、他の病型を含めて「プリオン病」と総称されます。
 CJDは世界中に広く分布しており、いくつかの種類がありますが、その大部分は弧発性CJDで、日本では人口100万人に年間1人前後の率で発症するといわれています。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)とは

 感染性プリオン病のひとつで、牛の海綿状脳症(BSE)との関係が指摘されているものです。潜伏期間は正確にはわかっていませんが、8~10年と考えられています。
 vCJDは1996年に英国で初めて患者が報告されてからヨーロッパ諸国を中心に患者が報告されています。
 国内では、2005年2月に初めてのvCJD患者が確認されました。この患者の感染経路については、英国滞在時のBSE牛の経口摂取による可能性が大きいということが、厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会により報告されています。(2005年3月7日)

 vCJDの治療法は、残念ながら現在のところありません。しかし、精神異常を示す初期の段階で診断できる検査法や異常プリオンを減少させるワクチンのようなものの開発などの研究が進行中であり、早期の成果が期待されているところです。

 なお、人から人への二次感染は通常の日常生活では起こらないと考えられています。また、現在日本では、vCJDとの関連性が示唆されているBSE対策として、食肉処理時の牛の特定危険部位の除去や、BSE検査などが義務付けられています。

英国に滞在暦のある方の献血の制限について

 今回の患者が1990年に24日程度の英国滞在歴を有し、英国での感染が有力とされたことから、輸血によるvCJDの感染を防ぐために、予防的な観点に立った暫定的な措置として、相対的にリスクのあると考えられる次に示した方からの献血を、しばらくの間、御遠慮いただくこととしました。(2005年6月1日より実施)

  1. 1980年から1996年の間に1日以上の英国滞在歴を有する方
  2. 1997年から2004年の間に6か月以上の英国滞在歴を有する方

参考

厚生労働省

国立感染症研究所

その他

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