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ページ番号:0000000245更新日:2018年11月21日更新印刷ページ表示

感染症情報/ウエストナイル熱・脳炎

ウエストナイル熱・脳炎とは(届出基準と届出様式

 ウエストナイル熱・脳炎は、蚊に刺されて感染する病気です。ウエストナイルウイルスは、鳥の体内で増殖し、感染した鳥を刺した蚊が人を刺すことによって人に感染します。

 もともとはアフリカや西アジアで発生していましたが、1990年代中ごろからそれまで報告のなかったヨーロッパやアメリカなど西半球で流行するようになりました。特に、北米では、1999年に初めてニューヨークでウエストナイルウイルスが確認された後、多くの患者が発生しています。

 国内では、2005年10月に国内で初めての患者が確認されました。この患者は、アメリカ滞在時(カリフォルニア州ロサンゼルス)に感染した可能性が高いと考えられています。

ウエストナイルウイルスに感染した場合、ほとんどの人は無症状ですが、約2割程度の人がウエストナイル熱になり(潜伏期間は3~15日)、発熱、頭痛、筋肉痛などインフルエンザのような症状がみられ、発しん、リンパ節の腫れなどを伴うこともあります。
 しかし、高齢の方や免疫機能の低下している人では、重症化してウエストナイル脳炎などを引き起こす場合があります。(感染した人の約1%が重症化するといわれています。)

 なお、ウエストナイル熱は、人から人へ感染することはなく、患者を刺した蚊に刺されて感染することもないので、患者から感染が拡大することはありません。

【参考】ウエストナイル熱の感染が疑われる患者への対応について

医療機関に受診があった場合の対応について

 ウエストナイル熱は、米国など国外で流行が続いており、ウエストナイル熱流行地域からの入国者で感染が疑われる患者が発生することも考えられます。ウエストナイル熱流行地からの入国者が発熱・頭痛等を訴えて医療機関に受診があった場合は、次の要領(厚生労働省通知)にしたがって対応していただくようお願いいたします。

1 患者への対応について

  1. 発病前2週間以内に流行地に滞在していた場合は、ウエストナイルウイルスへの感染が疑われるので、ただちに病原体診断・血清学的診断を行うこととし、最寄りの保健所(各区保健センター)に連絡・依頼すること。(参考:「感染症の診断・治療ガイドライン」追補「ウエストナイル熱」[PDFファイル/94KB])
  2. 病室内での患者の診療については、標準予防策で十分であること。
  3. 患者の入院に際しては隔離の必要は無いこと。
  4. ヒト―ヒト感染(経口感染・接触感染・飛沫感染・空気感染)及びヒト―蚊―ヒト感染は無いので、全身状態に問題がなければ、面会の制限は特に必要としないこと。
  5. 退院の判断は、他のウイルス性脳炎と同様であること。
  6. 患者はウイルス血症をきたすので、患者の採血時には手袋を着用し、針刺し事故防止等、基本的な注意を行うこと。(但し、ウイルス血症は、抗体価の上昇とともに速やかに消失し、持続感染、潜伏感染をきたすことはない)
  7. 患者に使用した食器、器具、リネン類からの感染は無く、取扱は通常の処理で十分であること。

2 蚊の捕獲・検査について

 ウエストナイル熱が疑われる患者が入院した場合に、病院内の蚊を捕獲しウイルスの有無を検査することや蚊の駆除を行うことは、ウエストナイル熱の感染防御の観点からは必要ない(一般的に、病院内に蚊のいないこと、日常そのような対策がとられるべきことは望ましい)。

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