明治8年に同町に生まれた中原芳煙（本名・佐次郎）は、東京美術学校で日本画の巨匠、川端玉章(かわばたぎょくしょう)に師事し、明治天皇もその才能を愛するほどでした。自然を描くことが多く、中でも鹿を題材にした作品群が評価され、「鹿の名手」と呼ばれましたが、肺結核に倒れ、39歳の若さで世を去りました。
　10月30日木曜日から11月3日祝日に、同町みさと館で展覧会を開催予定です。