みんなが「主役」の働き方始めよう!

 「協同労働」という働き方をご存じですか。市では現在、35団体、450人以上の人が、「協同労働の仕組みを活用して働く」という選択をして、さまざまな地域で仲間と共に地域課題の解決を目指しています。


”商業施設内にあり気軽に寄れる子育てオープンスペース”

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こども子育て応援ひろしま労働者協同組合(南区宇品東)

”古民家を改装し、自然食の食堂とカフェを運営”

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おひさまSUN(さん)(安芸区上瀬野)

地域に役立つ仕事を仲間と共に

 協同労働とは、「やりたいこと」の思いを共にする仲間が集まり、できる範囲で出資し、対等な立場で経営方針を話し合い、人と地域に役立つ仕事をする働き方です。
 市は、多様な働き方を実現しつつ、地域の活力低下や担い手不足などの地域課題の解決を目指しています。
 仕事の内容は、困り事支援や農作業のサポート、サロンの運営などさまざまです。性別、年齢を問わず、多くの人が活躍しています。

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総合相談窓口を開設

 今年から協同労働支援センターを開設しています。常駐のコーディネーターが事業の立ち上げや、その後の運営、行政への提出書類の作成などをサポート。また、団体が話し合いの場として利用できる相談室も備えています。

全員で考えて、全員で決める

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 昨年12月、新たに立ち上がった「こども子育て応援ひろしま労働者協同組合」。南区で子育て支援施設を運営しています(上写真)。  代表理事の香川恭子(かがわきょうこ)さん(63)は「働く仲間全員で働き方や事業方針、予算を決めています。“自分たちの働き方を持続可能なまちづくりにつなげるにはどうすれば良いか”“利用者に喜んでもらいながら、事業を続けるために何が必要か”みんなが経営者としての意識を持ち、知恵を出し合えるようになったのは大きな変化です。とても良い組織になっています」と顔をほころばせます。


\まずは気軽に相談を/

コーディネーターが伴走型支援

 立ち上げ希望者の相談に乗り、アイデアや課題を整理し、事業計画書の作成や補助金申請書の作成を支援。立ち上げ後も、継続してサポートします。

立ち上げ費用最大100万円を補助

◆内容:補助率2分の1(上限100万円)
◆要件:市内に拠点を置き、立ち上げ時に3人以上で構成し、地域課題の解決につながり収益が見込まれる事業を行うことなど
詳しくは協同労働支援センターホームページか同センターへお問い合わせを
◆問い合わせ先:電話554-4400、ファクス554-4401
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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:雇用推進課(電話504-2244、ファクス504-2259)

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