30歳の2人に1人が歯周病!? お口のケアで健康を守ろう!
お口の健康は体の健康につながります。市では、歯周病患者が多いという結果も出ています。健診の機会を活用し、歯周病を予防しましょう。
- 問い合わせ先
地域支えあい課(電話504-2528、ファクス504-2175)

歯茎のケア方法の実演指導

元気じゃけんひろしま21 キャラクター「そらママ」
健康寿命を伸ばそう
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。元気に長生きするには、健康寿命(下緑棒グラフ)を延ばすことが必要です。

お口の健康と健康寿命
虫歯や歯周病で歯や口の機能が低下すると、食べにくくなり、食欲や体力の低下を招きます。歯周病の予防や治療は、全身の健康とも関連があることから、生活の質の向上や健康寿命の延伸に欠かせません。

お口の健康講座
市は歯周病患者が多い!?
歯周病とは、歯を支えている周りの組織に起こる病気で、進行するまで症状が出にくく発見が遅れがちです。令和4年の全国調査結果によると、進行した歯周病の人の割合は、30~34歳で33.3%、40~44歳で35.3%であるのに対し、市の節目年齢歯科健診結果(令和6年度)では、30歳で48.1%、40歳で53.8%と、実に2人に1人が歯周病患者です。
歯周病やむし歯の予防方法
歯周病は早期に発見し、歯石除去などの予防処置を行うことで、進行を防ぐことができます。まだ若いから大丈夫と思わずに、20歳代のうちから定期的に歯科健診を受けて歯周病を予防しましょう。また、自分に合った大きさの歯間ブラシを使うなどの自分でできるケアも心掛けましょう。
歯周病と糖尿病は関連している
糖尿病の人が歯周病にかかると、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病を悪化させます。その一方で、歯周病の治療を行うと、糖尿病が改善されることが分かっています。
歯周病セルフチェック
□歯がしみる・痛い
□歯の間にものが詰まる
□歯茎が赤く腫れている
□歯茎から血が出る
□口臭が気になる
一つでも当てはまるものがあれば歯科医院の受診を!
節目年齢歯科健診へ行こう!
対象者の人(20・30・35・40・45・50・55・60・70歳の人)には誕生日の月末にお知らせはがきが届きます。はがきを歯科医療機関に持参すると500円(20・70歳は無料)で虫歯と歯周病の検査を受けることができます。積極的に利用し、歯周病の予防や早期発見に役立てましょう。詳しくは市ホームページで。
市ホームページ歯周病予防教室へ行こう!
- 日時
8月28日木曜日午後1時半~3時15分 - 会場
区地域福祉センター - 内容
講義「知っておきたいお口の健康について」、歯科衛生士によるブラッシング指導 - 講師
はまもと歯科クリニック歯科医師・濵本結太(はまもとゆうた)氏、歯科衛生士・大沢朋美(おおさわともみ)氏 - 申し込み方法
電話(504-2528)で、地域支えあい課へ