経済団体(広島商工会議所、広島経済同友会、広島県経営者協会、中国経済連合会)と市、市教育委員会は、平成29年に、「ひろしまキャリア教育応援団」を創設。中学生が職業観、勤労観を育めるよう、仕事の体験や働く人と直に接する場を設けています。
同応援団は、次の二つに取り組んでいます。
●市内で活躍する社会人が講師となり、自分の仕事について直接話をする「職業講話」(下に関連記事) ●生徒が事業所などの職場で、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする「職場体験学習」
中学生の地域産業に対する見識を広めるため、多種多様な業種の企業の協力をお願いしています。
詳しくは市ホームページで。
6月下旬の瀬野川東中学校1年生の教室。市内で店舗やマンション、戸建住宅などの企画・設計・施工を行うMORIYASU DESIGN(モリヤス デザイン)代表・森保良太さん(38・上写真奥)が「デザインとは何か」をテーマに職業講話を行いました。
「さまざまなデザインの仕事を通じて、ものづくりの楽しさを知ってほしい」と森保さん。自身の仕事に対する思いやチャレンジすることの大切さなどを生徒に語りかけました。
熱心に聞き入っていた生徒たちは「お店や住宅など身近な場所のデザインに興味が湧いた」「森保さんのようにさまざまなことにチャレンジしたい」などと話していました。