広島市 トップページへ  広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和6年7月15日号トップページトピックス児童養護施設での仕事を紹介します

児童養護施設での仕事を紹介します

 さまざまな理由で保護者と暮らすことができない子どもや、適切な養育を受けられない子どもを公的責任の下に保護・養育する児童養護施設。そこで働く児童指導員、保育士の仕事を紹介します。

子どもに寄り添う専門家

 児童指導員、保育士は、保護者に代わり、子どもの養育の中心的役割を担っています。安定した生活環境を整え、最も近い立場から子どもの生活指導や学習指導、職業指導、家庭環境の調整などを行うことにより、子どもの心身の健やかな成長とその自立を支援しています。

 児童養護施設での仕事について、広島修道院で保育士として働く菊池彩花(きくち あやか)さん(23・左下写真)に話を聞きました。


interview(インタビュー)
子どもたちの成長を見守る親のように

写真

 施設は子どもたちの生活の場なので、少しでも家庭に近い環境で過ごせるよう、私たちも親のような気持ちで働いています。
 一般家庭の子どもたちと同様にスーパーの買い物について行ったり、電車に乗ったりといった日常の経験ができるよう、土日は一緒に買い物に行くなどの機会を増やすようにしています。
 
   靴のサイズが変わった、歯が抜けた、そんな日々の一コマも、成長が感じられるうれしい出来事です。シフト制で夜勤もあり大変ですが、子どもたちと一緒に笑い合うことができる、やりがいのある仕事です。

写真
 
 市内には、児童養護施設が4カ所あります。お問い合わせは各施設へ。
 
施設名 問い合わせ先
広島修道院 電話261-1356、ファクス263-3017
広島修道院きずなの家 電話261-1356、ファクス263-3017
似島学園 電話259-2456、ファクス259-2180
佐伯 八幡学園 電話928-0602、ファクス927-2814

◆問い合わせ先:こども青少年支援部(電話504-2161、ファクス504-2727)

トピックス