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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年6月15日号トップページトピックスファミリー・サポート・センター

ファミリー・サポート・センター

 ファミリー・サポート・センターは、子育てを地域で相互援助する組織です。

 「仕事で遅くなる日の保育園への子どもの迎えや預かりをしてほしい」「どうしても出かけなければならなくなり、子どもを預かってほしい」ときなどに、子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(提供会員)で支え合います。
提供会員は有償ボランティアです
 1日の援助活動の終了後、依頼会員が提供会員に費用を支払います。

活動時間 利用料金/時間
月曜日〜金曜日の午前7時〜午後7時 700円
土・日・祝・休日、上記の時間帯以外 900円
※2人目からは半額

利用の際は会員登録を

 いずれも広島市に住民票がある人が対象です。
■依頼会員の登録
◆対象者:0歳〜小学校6年生の保護者
◆持参物:会員になる保護者の顔写真2枚(縦3センチ×横2.5センチ)、本人確認書類
◆申し込み方法:センター事務局か区地域子育て支援センターへ。事前予約要。申し込み時に40分程度の説明あり
■提供会員の登録
◆対象者:20歳以上で子育ての援助活動に理解と熱意があり、4日間の講習(9月に開催予定)を受講する人
■両方会員の登録
 依頼会員も、講習を受講することで援助も行う「両方会員」になれます。

事前打ち合わせを行います

 登録後、依頼会員は事務局から紹介された提供会員へ連絡し、打ち合わせ(マッチング)を行います。マッチングでは、子どもの状況や援助してほしいことなどを確認し合います。 ※炊事・掃除・洗濯などの家事援助はできません
 詳しくは、センター事務局(上記)か区地域子育て支援センター(下記)へ。

電話番号
261-0315
250-4134
西 503-6288
安佐南 877-2146
安佐北 819-0617
安芸 821-2821
佐伯 921-5010
※中区はセンター事務局へ

市ホームページ
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report(リポート)

依頼会員、提供会員として交流している1組に話を聞きました。

子ども好きの皆さん一緒に活動しましょう!

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●提供会員:末崎豊さん・志津子さん夫妻(70代)

 「定年後、時間を持て余していた5年ほど前、『市民と市政』でこの活動の講座を見つけたのが登録のきっかけ」と話す志津子さん。以後、預かった子どもは40人以上。鳥居さん親子(下記)との交流は4年目を迎えます。
 部屋には、手先が器用な豊さんの手作りおもちゃも並んでいます。「結(ゆい)ちゃんは本当の孫のよう。一緒に遊ぶ時間が活力になり、成長を見守りたいから健康にも気をつけている。相乗効果だね」。活動が日々の原動力になっていると笑顔で話します。「子どもが好きな人は提供会員になって活動してみて」と呼び掛けます。

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一緒に子育て。感謝しています

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●依頼会員:鳥居歩(とりい あゆみ)さん(41・上写真の左)

 鳥居さんは、娘・結ちゃん(4・同右)を妊娠中に仕事復帰を見越して依頼会員として登録。結ちゃんが10カ月の時、マッチングで提供会員の末崎さん夫妻と出会いました。以来、保育園への送迎や休園の日などの預かりをお願いしています。
 「近所のスーパーで買い物中の末崎さん夫妻と娘を見掛けた知り合いが『おばあちゃんたちと一緒だったね』と間違うほど自然な関係。一緒に子育てをしてもらっているようで、本当に感謝しています」とほほ笑みます。


◆問い合わせ先:ファミリー・サポート・センター事務局(健康科学館内 電話246-4455、ファクス246-9109)

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