介護職は、高度な介護技術を持つ人はもちろん、年齢・職歴に関係なく幅広い人材が活躍できる仕事です。
中でも、当人の自宅で掃除・洗濯・調理など日常生活のお手伝いをする 「生活援助」は、身体介護 (入浴、排せつ、食事介助 など)と比べ、普段の家事を仕事に生かすことができ、介護未経験の人にもなじみやすいものです。
「生活援助員研修」は、介護の仕事に関心があり、就業を希望している人で、全2日間に出席できる人が対象です。修了すると、生活援助特化型訪問サービス事業所で、生活援助に携わることができます。介護事業所への就業もサポートします。
研修の様子
【研修日程】
1.6月5日月曜日、12日月曜日、2.7月10日月曜日、11日火曜日の午前9時半〜午後4時半(予定)
◆会場:ホリスケアアカデミー広島大手町校(中区大手町三丁目1-7)
◆内容:介護におけるコミュニケーション技術、老化や認知症の理解、生活支援技術 など
◆料金など:1,500円(ただし研修を修了しなかった場合は1万1500円)
◆申し込み方法:所定の申込書を、直接かファクス (上記)、郵送 「〒730-8586 介護保険課」(住所不要)で、 1.2.初日の1週間前までに。申込書は市ホームページで。ホームページからも応募可。先着各20人
介護福祉士として8年のキャリアを持つ星野幸子(ほしの さちこ)さん (50・上写真左)。「介護の仕事は、きつくて大変というイメージがあるかもしれませんが、生活援助員に必要なのは、人と話すのが好きで、利用者や家族の悩み、困り事をよく聞いて、身近なお手伝いをすることです。利用者と接するうちに、『ありがとう』の言葉を何度ももらったり、利用者の家族の負担が減ったりと、利用者と家族から頼られる存在になれた時は、とてもやりがいを感じます。さまざまな介護資格がありますが、まずは、生活援助員として介護の仕事を始めてみてはいかがでしょうか」と話します。