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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年5月15日号トップページトピックスメンター交流を始めてみませんか

メンター交流を始めてみませんか

 人生の先輩である大人(メンター)が、子どもと交流し、子どもの成長を支援する青少年支援メンター制度を紹介します。

メンター制度とは

 メンターと呼ばれる大人が、子どもと1対1の関係で、子どもの発達段階などに応じて継続的・定期的に交流し、信頼関係を築きながら、子どもの精神的成長を支援する制度です。


メンターと利用者を募集

 メンターと利用者の相性などを十分考慮し、市がマッチングを行って、ペアを決め、職員立ち合いの顔合わせを経て交流を開始します。
 市は交流状況の確認やメンターへの研修など、きめ細かなサポートを行います。応募方法など、詳しくは、市ホームページで。

コード

【申し込み条件】
●メンター 子どもに対する深い理解と愛情を持ち、責任をもってメンターとしての役割を果たせる人 (高校生を除く18歳以上。資格などは問いませんが、面接や審査があります)
●利用者 市内に在住か市立学校に在籍している小・中学生


メンターと利用者の声

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 池田那南斗(いけだ ななと)君(小学校6年生・上写真)が制度を利用するようになったのは 「大好きな魚や昆虫のことをもっと知ったり、触れ合ったりしたら楽しいよね」と母親から勧められたことからです。メンター太田政人(おおた まさと)さん(52・下写真)は 「私も生き物が大好きなので、那南斗君との時間は童心に返っていますね。友達のように一緒に遊んでいます」とほほ笑みます。

――これまで太田さんと交流して一番楽しかったことは?
 小型船で海釣りに出掛けた日、当たりがきて、太田さんと一緒に一生懸命リールを巻いて大きなタイを釣り上げた時です。太田さんは、僕がしたい遊びをもっと盛り上げてくれる優しい人です。

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――メンター制度に参加して、良かったことは?
 那南斗君と出会って約2年。最初の頃は口数の少なかった那南斗君が、時間をかけて同じ目線で一緒に過ごすうちに、「近くの草むらや川で虫を取りたい」「輪投げの的を工夫して遊びたい」など自分の意見をはっきりと言うようになってきました。少しずついろいろな経験を一緒にしていくことで、子どもの成長を実感できるのが喜びです。

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海岸で貝殻拾い。「工作に使えそうだね」

◆問い合わせ先:こども・家庭支援課(電話504-2261、ファクス504-2727)

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