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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年5月15日号トップページトピックスその瞳の輝きを未来へ 好奇心を引き出す、育てる

こども文化科学館展示リニューアル基本構想を策定
その瞳の輝きを未来へ 好奇心を引き出す、育てる

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館内で遊ぶ子どもたち

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マスコットキャラクター ぴょん太

 開館以来、多くの子どもたちに親しまれている5-days(ファイブデイズ)こども文化科学館。令和9年度に向け、耐震・長寿命化改修と全面的な展示リニューアルを行います。

現状と課題

 同館は昭和55(1980)年5月に、市中心部の中央公園の一角に、プラネタリウムを併設する、日本初の「子どものための博物館」として誕生しました。現在は、老朽化や常設展示が長期にわたり更新されていないなどの課題があり、改善が求められる状況になっています。
 そこで、耐震・長寿命化改修と併せて展示更新を行うこととし、このたび新しい展示の方向性などを示した「こども文化科学館展示リニューアル基本構想」を策定しました。


展示リニューアルの方向性

 開館以来、同館は子どもが楽しんで科学を学べるよう、「見る、触れる、試す、作る、確かめる」という体験を中心にした展示を基本方針にしています。リニューアル後も、引き続きこの方針を継承し、右の基本的な考え方と四つの視点に基づき、より魅力ある事業や活動に取り組みます。


●今後のスケジュール

 今年度中に基本計画を策定します。実施設計などの後、令和8年度から閉館し、改修工事を開始。令和9年度末ごろにリニューアルオープンする予定です。


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同館正面

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1階常設展示「ボールの旅」

■ 基本的な考え方

科学の原理・原則から最先端技術まで体感できる展示の充実
身近な事物・現象に関する展示を基本とし、最先端の科学技術にも触れられるよう展示の充実を図る

参加体験型展示のさらなる充実
子どもたちが何度も訪れ、科学技術への興味・関心を深め、楽しみながら探求する学びを支援する

四つの視点
■広島の魅力発信(地元企業などとの連携強化)
■幅広い世代が科学を楽しみ、学べる展示展開
■より深い学びのための交流機会などの充実
■社会的な課題に対する学びの充実



展示リニューアル基本構想について詳しくは、市ホームページで

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5-daysこども文化科学館
◆時間:午前9時〜午後5時
◆会場:中区基町5-83
◆料金など:プラネタリウムのみ有料
◆問い合わせ先:電話222-5346、ファクス502-2118
◆休み:月曜日、5月31日水曜日
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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:文化振興課(電話504-2500、ファクス504-2066)

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