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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年5月1日号トップページトピックス市長就任挨拶

市長就任挨拶

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広島市長 松井一實

 4月9日に行われた広島市長選挙で、市民の皆様のご支援をいただき、引き続き広島市政を担わせていただくことになりました。改めて、その重責に身の引き締まる思いでいます。
 現在、本市は大きな変革期を迎えています。少子化・高齢化、人口減少に伴う地域コミュニティの活力低下、近年多発している自然災害、さらには核兵器を巡り国際情勢が混迷する中での平和への取り組みなど、直面するさまざまな課題を乗り越え、持続的な発展に向けまちづくりの深化を図る必要があります。
 このため、私は、先人によるまちづくりの成果を踏まえながら、広域を俯瞰(ふかん)的に見通した「鳥の目」で「200万人広島都市圏構想」の実現を、また、それぞれの地域をしっかりと見つめる「虫の目」で「地域コミュニティの活性化」の実現を掲げ、広島が将来にわたって魅力あるまちであり続けるための取り組みを進めてきました。
 四期目では、この「地域コミュニティの活性化」、「200万人広島都市圏構想」という二つの視点に、新たに「心の目」として「平和文化の振興」の視点を加え、「活力にあふれにぎわいのあるまち」、「ワーク・ライフ・バランスのまち」、「平和への思いを共有するまち」の三つの領域に沿った取り組みを実現すべく、全力を尽くす考えです。
 そして、ハード・ソフト両面にわたる持続可能なまちづくりを限られた経営資源の下で着実に実行し、将来世代に負担を先送りすることのないよう、トップマネジメントで抜本的な経営改革を推進していきます。
 これからの50年、100年先を見据え、あらゆる分野で質的向上を図り、その後の社会経済などさまざまな環境の変化を乗り越え、持続的に発展する国際平和文化都市の完成を目指し、「世界に誇れるまちづくり」に果敢に挑戦してまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。



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