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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年12月1日号トップページトピックス誰もが安心して利用できるお店です

誰もが安心して利用できるお店です

 市は、障害のある人もない人も、誰もが利用しやすいよう取り組んでいることを宣言した店を「みんなのお店ひろしま」として公表しています。

宣言店の特徴

 各店は、誰もが利用しやすいよう三つの心構えを大切にし、環境整備などに取り組んでいます。
【三つの心構え】
障害を理由として入店・サービス拒否をしない
合理的配慮の提供に努める
心のバリアフリーを大切にする

【環境整備などの例】
店舗入口にスロープを設置
バリアフリー化されたトイレの整備
筆談ボードの設置
車いすでも利用しやすいよう通路を広く開ける

マークが目印

ロゴ

 宣言店には、シンボルマーク(右)の入ったステッカーと宣言書を交付しています。

宣言店を募集しています

対象:上記に紹介した三つの心構えを掲げ、環境整備など既定の取り組み項目を実践している店

応募方法:所定の申立書と取り組み内容が分かる写真を、障害福祉課へ。申立書は、同課、市ホームページ
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report(リポート)宣言店「福祉の美容室 nana(ナナ)」(安佐北区)

みんなに優しいお店が身近に

 同店は5年前に安佐町筒瀬で開店しました。整容(身だしなみを整えること)を取り入れた訪問サービスが特徴の一つ。オーナーでもある中川さんは開店のきっかけを「介護福祉士として施設で勤務していたとき、入居者の整容まで手が回らないことがありました。その時、福祉の知識を持った理美容師がいたら良いなと感じたことから、育休中に美容師の資格を取りました。高齢者も障害者も行きやすく、みんなに優しい環境が整った美容室を目標に、始めました」と振り返ります。昨年、宣言店の制度が始まったので応募しました。

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美容師・中川由加理さん(43)

 「店側に必要なのは、気持ち」と強調する中川さん。「宣言店、つまり『困っていたら教えてください。相談に乗ります。できるお手伝いはします』という優しいお店が増え、家の近くなど利用しやすい場所にある。そんなまちになればいいですね」と、ほほ笑みます。


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ヘルプマーク

外見からは分からない内部障害などを示すマークです。
援助や配慮が必要な人が付けます。
見掛けたら、思いやりのある行動をお願いします


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ヘルプカード

緊急連絡先や必要な支援を記載。提示されたら、記載事項を確認してください。困っている事を聞いて支援をしましょう


◆問い合わせ先:障害福祉課(電話504-2147、ファクス504-2256)

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