新型コロナウイルスワクチン
18歳以上の人は、2回目の接種から6カ月後に3回目の接種を医療機関か集団接種会場で受けることができます。接種を希望する人はできるだけ早めの接種をお願いします。
Q.なぜ、3回目接種が必要なの?
A.ワクチンの発症予防効果や重症化予防効果は、時間の経過に伴い徐々に低下することが示唆されています。3回目の接種を受けることで、低下した効果を高めることができると報告されています。
Q.3回目接種はオミクロン株にも効果があるの?
A.ファイザー社製と武田/モデルナ社製のいずれのワクチンも、オミクロン株に対する1・2回目接種による発症・入院予防効果は時間の経過により低下しますが、3回目接種で回復するといわれています。
◆3回目接種後の入院予防効果
3回目接種をした場合、次のとおり、入院予防効果が回復することが報告されています。
2回目接種後25週目:44%
↓
3回目接種後2週目から:89%
Q.1・2回目接種と異なるワクチンを接種しても大丈夫?
A.3回目接種では、1・2回目で接種したワクチンの種類にかかわらず、ファイザー社製か武田/モデルナ社製のワクチンを接種することができます。
国内で、1・2回目にファイザー社製ワクチンを接種した後に、3回目にそれぞれのワクチンを接種した場合の効果と副反応の発現頻度について、次のとおり報告されています。
◆3回目接種後の効果と副反応
1・2回目でファイザー社製を接種
|
区分 |
ファイザー |
モデルナ |
効果 |
接種前と比べた抗体価 |
54.1倍 |
67.9倍 |
副反応 |
38度以上の発熱 |
21.4% |
49.2% |
副反応 |
倦怠感(けんたいかん) |
69.1% |
78.0% |
副反応 |
頭痛 |
55.0% |
69.6% |
※厚生労働省研究班の資料より作成。抗体価は接種前と接種後約1カ月後を比較。副反応は接種後1週間までについての調査
市ホームページは
こちら
◆問い合わせ先:広島県新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター(電話513-2847)