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JR可部線電化延伸5周年 つながる人とまち
可部線あき亀山駅に停車する列車「レッドウィング」
JR可部線電化延伸開業記念入場券を求める行列
太田川橋を渡る運転席後ろから
河戸帆待川駅
あき亀山駅
あき亀山駅のモニュメント
JR可部線の廃止区間の一部が電化路線となって延伸され(電化延伸)、5周年を迎えます。これまでの歩みを紹介します。
JR可部線のこれまでの歩み
1911
(明治44)年7月
横川〜可部駅間が開通
1936
(昭和11)年9月
私鉄から国鉄に移行して可部線と命名
1969
(昭和44)年7月
横川〜三段峡駅間が開通
2003
(平成15)年12月
可部〜三段峡駅間が廃止
2010
(平成22)年2月
「JR可部線活性化連携計画」を市が策定
2011
(平成23)年7月
「JR可部線利用促進同盟会」が発足
2017
(平成29)年3月
可部駅から電化延伸され、河戸帆待川(こうどほまちがわ)駅とあき亀山駅が新設
2018
(平成30)年3月
電化延伸1周年記念で、第5回終着駅サミットを中四国初開催
全国で初めて
2017年3月、JR可部線の廃止区間「可部〜三段峡」の一部が電化延伸されました。延伸された区間は、可部駅からあき亀山駅までの1.6km。JRの廃止区間の電化延伸は全国初です。その背景には、延伸を望む周辺住民の地道な運動や地域のまちづくり、関係機関の課題解決へ向けた努力などがあり、メディアなどで大きく取り上げられました。
にぎわいが増進
周辺地区は、延伸後の5年間で、人口や店などが増え、にぎわいが増しています。利用者増加対策や可部のまちづくりを行う「JR可部線利用促進同盟会」などでは、沿線地域の特色を生かしたイベントの開催など、にぎわいづくりに取り組んできました。可部線を管理するJR横川管理駅長の中川勉(なかがわ つとむ)さんは「利用促進同盟会の取り組みに加え、『終着駅マルシェ』(上写真)のようなイベント、駅前広場やトイレの日々の清掃など、可部線は、地元の皆さんの活動に支えられてきました。可部線のさらなる利用促進には、地域の皆さんの協力が必要不可欠であると、5年の節目を迎えて改めて感じています」と話します。
安佐市民病院の移転開院
可部線は、混雑緩和のため春のダイヤ改正を行い、より使いやすくなりました。また、5月には、市立北部医療センター安佐市民病院があき亀山駅前に開院。さらなる利用客の増加が見込まれます。終着駅となるあき亀山、河戸帆待川など各駅の可部線沿線を中心に、今後も地域の魅力を発信し、活性化に取り組んでいきます。
この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】
◆問い合わせ先:安佐北区地域起こし推進課(電話819-3904、ファクス815-3906)
JR可部線電化延伸5周年 つながる人とまち
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