原爆ドーム世界遺産登録25周年
世界の平和記念碑 原爆ドームの軌跡
4.原爆ドーム保存募金
強度調査の結果を受けて、市議会は、原爆ドームを完全に保存し後世に残すことは、原爆で亡くなった人々に対しても世界の平和を願う人々に対しても、我々が果たさなければならない義務とする決議を可決しました。市は、保存工事費として積算された約4000万円を、国内はもちろん国際的にも平和を願う一人でも多くの人々の協力を仰ぐとして、募金運動を開始。街頭募金をはじめ、広く呼び掛けた結果、最終的に、国内外から目標額を大きく上回る約6800万円が寄せられ、最初の保存工事が行われました。
浜井市長自ら街頭に立ち原爆ドーム保存を呼び掛けた（昭和43年）
※掲載写真は公文書館所蔵です
◆問い合わせ先：世界遺産への登録・募金運動については、平和推進課（電話242-7831、ファクス242-7452）、保存工事については、公園整備課（電話504-2393、ファクス504-2391）
