障害者を虐待から守りましょう
障害者虐待は、障害者の権利や尊厳を脅かし、自立や社会参加を妨げる行為で、絶対にあってはならないことです。虐待は障害者を養護する家族や障害者福祉施設の職員、障害者を雇用している事業主など、身近な人から受けることが多く、発見が難しい場合があります。また、しつけや指導のつもりで、虐待をしている側が虐待と思っていない恐れもあります。
両者を救うために
介護疲れや障害への知識不足、養護者自身の障害など、家族など養護者にも支援が必要な場合があります。家族全体を地域ぐるみで支援することが、根本的な虐待防止につながります。SOSのサインに気付いてください
サインに気付くことが早期発見と防止につながります。
身体的虐待 暴力を振るう、縛り付ける、不要な薬を飲ませる などSOS 体に傷やあざが絶えない、急におびえたり、怖がったりする など
性的虐待 体を触る、性的な行為を強要する、わいせつな話をする など
SOS 人目を避け、部屋に一人でいたがる、相談するのをためらう など
心理的虐待 怒鳴る、侮辱的な態度をとる、無視をする など
SOS 自分で自分を傷付ける行為をする、パニックを起こす など
ネグレクト（放棄・放置） 十分な食事を与えない、入浴や着替えをさせない、排せつの介助をしない、必要な医療や教育を受けさせない など
SOS 衛生状態が悪い、空腹を訴える、学校や職場などに出てこない など
経済的虐待 年金や賃金を渡さない、預貯金などを勝手に使う・運用する など
SOS 日常生活に必要な金銭を渡されていない など
障害者への虐待では？と思ったら通報・相談を
市障害者虐待通報ダイヤル（24時間受付）
電話542-5300 ファクス542-5311Eメールsg-tsuho@city.hiroshima.lg.jp
通報は匿名でも可能で、通報者の情報、秘密は厳守します。
