広島駅周辺と紙屋町・八丁堀を東西の核に
国際競争力を高める都市づくり
広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区を統合した「広島都心地域」の一部が、このたび「特定都市再生緊急整備地域」に指定されました。
本市では、平成15年に広島駅周辺地区が、平成30年に紙屋町・八丁堀地区が「都市再生緊急整備地域」に指定されています。
都市再生緊急整備地域とは、都市の再生の拠点として、都市開発事業などを通じて、緊急・重点的に市街地の整備を推進する必要がある地域として政令で指定された地域のことです。指定を受けた地域では、土地利用制限の規制緩和や税制上の特例措置などが行われ、民間活力を中心とした都市の再生が促進されることが期待されます。
市では、広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区を都心の東西の核と位置付けています。都市機能の集積・強化を図ることにより、それぞれが活力とにぎわいのエンジンを持ち、相互に刺激し高めあう「楕円形の都心づくり」を推進しています。
都心活性化の推進
こうした中、すでに「都市再生緊急整備地域」(上図参照)の指定を受けた地域を統合し「広島都心地域」とした上で、その一部を「特定都市再生緊急整備地域」に指定する政令が9月16日に公布・施行されました。
都市開発事業への支援
「特定都市再生緊急整備地域」は、都市再生緊急整備地域のうち、市街地の整備の推進が都市の国際競争力の強化を図る上で特に有効な地域として、政令で指定される地域をいいます。
指定を受けた地域では、一定の要件を満たした都市開発事業などについて、従来の都市再生緊急整備地域における支援に比べ、より充実した税制支援などが受けられます。
相談窓口の活用を
市は、引き続き、官民で連携して、都心における土地の高度利用などに取り組み、国際平和文化都市としての都市づくりを推進していきます。指定された地域の都市開発事業に関する相談支援窓口(下記参照)を開設していますので、ご活用ください。
市ホームページは
こちら
◆問い合わせ先:都市機能調整部都心空間づくり担当(電話504-2766、ファクス504-2309)
※相談支援窓口も同番号