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第12回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部チャレンジコース)

ページ番号:0000195595 更新日:2020年12月4日更新 印刷ページ表示

第12回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部チャレンジコース)

令和2年度に実施した「第12回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(団体部門チャレンジコース)をご紹介します。
 皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

最優秀賞

(公財)広島市文化財団 広島市青少年センター 様

<緑のカーテンデータ>カーテン育成歴6年

青少年センター様写真1  青少年センター様写真2 

  • 育てた植物:白ゴーヤ4株、ゴーヤ2株、おかわかめ2株、オーシャンブルー2株
  • 場所:広島市青少年センターの正面玄関横壁面、東向き、北向き
  • 大きさ: 幅約5m 高さ約3.6m
  • 主に育成に関わった人数:10人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 今年は新型コロナウィルス感染防止対策として窓ガラスや玄関を常時開放しており、冷房効率が向上しにくい状況下であったにもかかわらず、室内温度の低下は顕著にあらわれ、遮光された室内と屋外との気温差は最大10℃にのぼり十分な効果をあげました。また、人の往来がある玄関前に施していることもあって、道行く人からも生育方法について尋ねられるなど、交流の点においても一役を担っています。そのほか、遮光した場所は自習や休憩のスペースとして供しており、緑に囲まれた雰囲気の中で、青年たちが黙々と勉強できる環境となっています。なお、今年もSNSで生育状況を随時発信し、収穫した実を受付カウンターで無料配布することで、利用青年たちと新たなコミュニケーションを取ることもでき、とても好評でした。

<工夫した点>

  • プランター栽培で、かつ設置場所が限定されることからゴーヤなど生育しやすい品種になることが多いですが、その中でも毎年変化を持たせるよう、白ゴーヤや、オーシャンブルーを植えるなど色彩的な点や収穫できる点に工夫をしています。また、公共施設で開館時間も長いため、朝夕の水やりなどは当番を決めて行うなど、施設職員全員で取り組めるよう工夫しました。

<感想等>

  • 市内中心部の施設にあってはヒートアイランド現象により、実際の気温より高い状態にあると思われるので、夏の風物詩になっているこのグリーンカーテンは、施設管理の点での節約効果や、施設利用者及び外を行き来される一般市民の目も楽しませている視覚効果も十分にあることから今後も続けたいと思います。

◆審査員コメント◆

  • 日差しが入る箇所を緑のカーテンで囲み、冷房効率を上げる等、省エネに繋げている。
  • 来館者に収穫した実を提供し、地域交流に繋げている。

優秀賞

南区スポーツセンター 様

<緑のカーテンデータ>カーテン育成歴6年

南区スポーツセンター様写真1    南区スポーツセンター様写真2

  • 育てた植物:ゴーヤ6株、あさがお15株、オーシャンブルー3株
  • 場所:南区スポーツセンターの会議室の窓、南向き
  • 大きさ: 幅約5m 高さ約3m×2枚
  • 主に育成に関わった人数:18人

<緑のカーテンの設置効果>

  • 会議室は緑のカーテンのおかげで、冷房を入れず窓や出入口を開けての利用ができた。
  • 会議室側からの緑のカーテンの景色に心が癒された。
  • 利用者(市民)との会話のきっかけとなった。
  • 緑のカーテンを完成させる楽しみが増えた。
  • 散水係の調整や成長の話題で職員間のコミュニケーションが取れてよかった。
  • SNSに緑のカーテンを披露することで、施設のPRもできた。

<工夫した点>

  • 会議室の窓についてはプランターでなく、今年から花壇へ直接植えた。
  • 経費節約のため、宿根で来年も咲くオーシャンブルーを採用した。

<感想等>

  • 会議室の窓の花壇は土が柔らかったこともあり植物が大変大きく成長した。土づくりは大切だと再認識した。
  • 来年度は、会議室と並びの保健室の窓にも緑のカーテンを育て、緑のカーテン倍増計画予定。
  • コロナ禍の中、緑のカーテンの成長が心の癒しとなった。

◆審査員コメント◆

  • 緑のカーテンを設置することで、職員間のコミュニケーションに一役買っている。
  • 来年度は緑のカーテンの設置の倍増など意欲が見られる。

優良賞

花やか高陽 様

<緑のカーテンデータ>カーテン育成歴15年

花やか高陽様写真1   花やか高陽様写真2 

  • 育てた植物:オーシャンブルー16株、アサガオ10株
  • 場所:高陽公民館の庭、西向き
  • 大きさ: 幅約14m 高さ約4m
  • 主に育成に関わった人数:10人

<緑のカーテンの設置効果>

  1. 場所が西向きなので、夏の午後の強い陽射しを防ぐには期待された効果は十分あったように思う。順調に育った年には、緑のカーテンの内側(和室の廊下面)がうす暗く感じられる程、表との差があって温度も1℃弱の違いがあった。緑のカーテンの幅が10m以上もあるので往来する人にもインパクトはある。
  2. 公民館利用者及び周辺地域の多くの方が緑のカーテンや庭の花々の鑑賞に来られ、その華やかさに感激されるとともに、花々を通して春から夏への季節の移り変わりを五感で楽しんでもらうことができたと思う。

<工夫した点>

  1. 植物は、生育旺盛で緑のカーテンに最も適したオーシャンブル―(琉球朝顔)とアサガオを選定し、西日があたる場所に設置した。
  2. 育成方法については、水やりや肥料について気を配り、グループのメンバーが交代で管理にあたるようにした。プランターでの栽培であったため、最初の土壌づくりは専門家から指導及び助言を受けて取り組んだ。

<感想等>

  1. 数年前の大雨による浸水で、庭一面がヘドロに覆われたり、長雨や夏の高温等、気象条件が厳しく順調にいかない事も多いが、失敗の経験を今後も活かして取り組んでいきたい。
  2. 全体としては、メンバーで協力して庭の花々と一体となったとても素晴らしい緑のカーテンができたと思っています。

◆審査員コメント◆

  • 緑のカーテン育成歴が15年と長く取り組んでいる。
  • 過去の失敗を活かし、前向きに取り組んでいる。

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