子どもの歯みがき習慣づけのために、下記の順序で始めていきましょう。
- 子どもの目の前で、保護者が楽しそうに歯をみがくようにしましょう。
- 生後8か月頃より(約1か月程度)、保護者のひざにあお向けに寝かせ子どもの歯を観察する(歯を数える)ことから始めましょう。歯の生え方を見ながらガーゼみがきなどから始め、徐々に歯ブラシに慣れさせるようにしましょう。
- 歯の観察ができたら、赤ちゃん用の歯ブラシで1回~2回歯に触れる練習をし、練習後はほめてあげましょう。(約1か月程度)
※嫌がればすぐにやめ、できだけ泣かせないように工夫しましょう。
- 歯ブラシを口に入れることに慣れてきたら、歯みがきを始めましょう。子どもの機嫌を取りながら、鉛筆を持つ持ち方で力を抜いて歯を見ながら1本ずつやさしくみがいてあげましょう。1本5秒ぐらいで十分です。
※歯をきれいにみがくことも大切ですが、歯ブラシの刺激に慣れさせ、歯みがきを好きになってもらうことが重要です。
うがいについて
うがいはかぜやむし歯の予防に効果があるので、手洗いとともに進めてきましょう。うがいは大きく分けて、口を洗浄する「ブクブクうがい」とのどを洗浄する「ガラガラうがい」があります。保護者が見本を見せながらすすめていきましょう。