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離乳食のポイント

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食品の種類と組み合わせ

  1. 離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始めます。新しい食品を始めるときには一さじずつ与え、乳児の様子をみながら量を増やしていきましょう。慣れてきたらじゃがいも、野菜、果物、さらに慣れてきたら豆腐や白身魚など、種類を増やしましょう。はちみつは乳児ボツリヌス症を予防するため、満1歳までは使わないように注意しましょう。
  2. 離乳が進むにつれ、卵は卵黄(固ゆで)から全卵へ、魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へと進めていきましょう。ヨーグルト、塩分や脂肪の少ないチーズも用いてもよいでしょう。食べやすく調理した脂肪の少ない鶏肉、豆類、各種野菜、海藻と種類を増やしていきます。脂肪の多い肉類は少し遅らせましょう。野菜類には緑黄色野菜も用いましょう。
  3. 生後9か月以降は、鉄が不足しやすいので、赤身の魚、肉、レバーを取り入れ、調理用に使用する牛乳、乳製品のかわりに育児用ミルクを使用するなど工夫しましょう。生後9か月になっても離乳が順調に進まない場合には、フォローアップミルクの併用もできます。

調理形態・調理方法

離乳の進行に応じて、食べやすく調理したものを与えましょう。子どもは細菌への抵抗力が弱いので、調理を行う際には衛生面を十分に配慮してください。

  1. 米がゆは、乳児の口の中で押しつぶせるように十分に煮ます。初めは「つぶじがゆ」とし、慣れてきたら粗つぶし、つぶさないままへと進め、軟飯へと移行しましょう。
  2. 野菜類やたんぱく質性食品などは、初めはなめらかに調理し、次第に粗くしていきましょう。
  3. 調味について、離乳の開始頃では調味料は必要ありません。離乳の進行に応じて、食塩、砂糖など調味料を使用する場合は、それぞれの食品のもつ味を生かしながら、薄味でおいしく調理しましょう。油脂類の使用は少量にしましょう。