原爆ドーム 世界遺産登録30周年
原爆ドームが世界遺産に登録されてから今年で30周年を迎えます。
世界の平和記念碑として
原爆ドームは、1996(平成8)年12月に、世界遺産(文化遺産)として登録されました(同時に廿日市市の嚴島(いつくしま)神社も登録)。登録名は、「Hiroshima Peace Memorial(ヒロシマピースメモリアル)(Genbaku Dome(ゲンバクドーム))」。以来、核兵器廃絶と世界恒久平和の大切さを訴える平和記念碑として、世界へ発信し続けています。
前身は産業発展の拠点施設
原爆ドームの前身である広島県物産陳列館は、今から111年前の1915(大正4)年に誕生しました。戦時下の軍需景気に沸く広島で、その役割は産業発展の拠点施設。レンガ造りの3階建て、5階建ての正面中央部分の上に楕円形ドームを備えた印象的な姿で、広島の名所の一つになりました。

竣工当時、ライトアップされた物産陳列館
(上、下写真は公文書館所蔵)
産業奨励館から原爆ドームへ
産業奨励館と改称されていた1945(昭和20)年8月6日、原子爆弾が約160メートル南東の上空600メートルで炸裂。館は大破・全焼しました。しかし、爆風を上方からほぼ垂直に受けたため、壁の厚い建物の中心部は倒壊を免れ、昭和20年代後半には、「原爆ドーム」と呼ばれるようになりました。
世界遺産へ国内外から声
復興が進む中、被爆当時の姿をとどめる原爆ドームは、原爆の被害を伝える象徴として注目を集めていきます。保存を呼び掛ける募金運動には、国内外から目標額を大きく上回る約6800万円が寄せられました。1992(平成4)年、市は、「原爆ドームを世界遺産へ」との考えを表明。世界遺産化への機運が高まり、4年後の12月7日に登録されました。
それから30年。かけがえのない遺産を、私たちはこれからも大切に守りながら、未来へとつないでいきます。

募金運動に立つ当時の浜井市長

世界遺産登録30周年記念
パネル展などを実施
11月1日日曜日~来年1月31日日曜日

原爆ドームと嚴島神社の世界遺産登録30周年を記念して、さまざまな事業を実施します。
詳しくは、特設サイトで。
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パネル展
原爆ドームと嚴島神社の価値や歴史、保存・継承の取り組みなどを紹介◆会場:原爆ドーム周辺、TOTO(トートー)宮島おもてなしトイレ2階
第13回世界遺産サミット
世界遺産に関する講演や国内首長による会議(要申込)◆日時:11月28日土曜日
◆会場:国際会議場
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記念セレモニー
コンサートや原爆ドームの歴史の紹介などを行うセレモニー◆日時:12月6日日曜日
◆会場:元安川親水テラスほか
デジタルスタンプラリー
原爆ドームや嚴島神社を中心に、周辺の観光施設などを巡る◆会場:原爆ドーム、嚴島神社、周辺の観光施設など
ワンデー周遊イベント
デジタルスタンプラリー最終日にまち歩きを楽しむ特別イベント◆日時:来年1月31日日曜日 ◆発着場:エディオンピースウイング広島
光の演出
キャンドルライトなどによる光の演出◆日時:12月6日日曜日~来年1月31日日曜日の午後5時~10時
◆会場:原爆ドーム周辺
この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】
◆問い合わせ先:世界遺産登録については平和推進課(電話504-2900、ファクス504-2986)、記念事業については観光政策部(電話504-2767、ファクス504-2253)