認知症の人を地域で支える


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 認知症カフェ「輝きゆきの家」で認知症すごろくを楽しむ

 認知症は、誰もがなり得る病気と考えられています。地域で安心して暮らし続けるために、今できることを一緒に考えてみませんか。

◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話943-9728、ファクス923-1611)

 厚生労働省によると、2024年には65歳以上の高齢者の6.7人に1人が認知症と推計されます。区や地域で、認知症の人やその家族などをサポートする三つの取り組みを紹介します。


1.認知症かな?と思ったら早めに相談を

 地域包括支援センターは、高齢者が健やかに暮らすための総合相談窓口です。お気軽にご相談ください。


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センター名 電話 ファクス
湯来・砂谷 0829-86-1241 0829-86-1242
五月が丘・美鈴が丘 208-5017 208-5018
三和 926-0025 929-0200
城山・五日市観音 924-7755 924-7761
五日市 924-0053 921-2865
五日市南 924-8051 924-8052

 認知症地域支援推進員は、各区に1人配置されています。若年性認知症についての相談支援、地域での支援体制づくりや認知症カフェの支援などを行っています。
◆問い合わせ先:五日市地域包括支援センター(電話、ファクス上記)


「認知症は早い段階で気づくことによって、認知症の人やその家族が十分に話し合い、今後の生活への備えをすることができます。少しでも気になることがあれば、一人で抱え込まず、早めに相談しましょう。」

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   白木 推進員

2.認知症の人やその家族が気軽に集える場所

 認知症カフェは、医療、介護、福祉などの専門職による相談やサービスに関する情報提供、認知症に関する講習会の開催など、身近な地域の人も関わり、地域全体で支援していく取り組みです。


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認知症カフェ「輝きゆきの家」

 グループホーム輝きゆきの家(湯来町)では、地域の人を対象に毎月第2月曜日に認知症カフェを開催しています。貼り絵やフラワーアレンジメントなどの作品作りや、認知症に関する講座など、毎回さまざまな活動を行っています。認知症サポーターがボランティアとして参加することもあります。


「認知症カフェが地域の人と密につながるきっかけとなり、何かあれば相談してもらえるような関係づくりをしていきたいです。」

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  スタッフ 藤原さん

参加者の声

毎回違うことができるのが楽しいです。
自分がいつか認知症になっても、安心して参加できる場所だと思います。

3.認知症の正しい知識を身に付ける

 市では、「認知症サポーター」の養成を進めています。「認知症サポーター」に特別な職務はありません。日常生活や職場の中で、認知症の人や家族を温かい目で見守る、身近な人に講座で学んだ知識を伝えるなどのサポートをお願いしています。地域、学校、企業などを対象に講座を開催しています。希望される場合は、お住まいの地区を担当する地域包括支援センターか地域支えあい課へご連絡ください。


市民公開講座



◆日時:10月5日日曜日午後2時~4時15分(開場午後1時)
◆会場:区民文化センター
演題 講師
特別講演「知ってほしい!正しい認知症予防」 鳥取大学医学部保健学科
教授・浦上克哉氏(下写真)
基調講演「住み慣れた地域で自分らしく暮らし
続けるために-身近な相談先を知ってますか?-」
佐伯区地域支えあい課
地域支援担当課長
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◆申し込み方法:申し込みフォーム(下)かはがき、ファクス(221-1718)で、参加者全員の氏名、代表者の住所・電話番号を記入し、9月12日金曜日(必着)までに、佐伯区市民公開講座係(郵便番号730-0013 中区八丁堀11-28 広島朝日広告社内)へ。抽選700人 ※手話通訳・要約筆記あり
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◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話943-9728、ファクス923-1611)

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