森林(もり)を守る 次世代へつなぐ

 貴重な財産である森林を健全な状態で次世代に引き継いでいくため、市は、森林づくりを行うボランティアを育成しています。

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1.2.昨年度のもりメイト育成講座の様子、修了生の 3.髙田信昭(たかたのぶあき)さん(60)、4.松尾直美(まつおなおみ)さん(52)、5.中田元基(なかたげんき)さん(35) さん

これまでの講座の様子など、詳しくは農林水産振興センターホームページで

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森林は貴重な財産

 市の森林は、市域の約67%を占め、木材供給のほか、自然環境の保全、水の安定供給など、市民の暮らしにさまざまな恩恵を与えてくれています。

森林づくりのボランティアを育成しています

 貴重な財産である森林を守り育てていくため、市は、森林の保全や林業の振興に関する施策を積極的に推進しています。その一つが、森林づくりの担い手となるボランティアを育てる「もりメイト育成講座」です。

実践で役立つ技術を習得

 昨年度の修了生(上写真)・松尾さんは「趣味の登山で森林に癒される中、整備という形で恩返しをしたくて」と受講のきっかけを語ります。「森林作業の危険を認識し、安全な作業や危険回避の方法など実践で役立つ技術を習得できた」と髙田さん。中田さんは「仲間との作業後、荒れていた山の景色が一変した。その達成感を多くの人に味わってほしい」と爽やかな笑顔で話します。
 修了生は、培った知識と技術を携え、今後、森林整備活動などに励みます。

「もりメイト育成講座」で学びませんか

◆対象:18歳以上で、自家用車などで実習場所まで行ける人
◆日程:6月21日、7月12日、9月13日、14日、10月26日、11月8日、12月6日、来年1月10日、2月14日の土曜日、日曜日。全9回
◆実習場所:市内の森林
◆内容:森林の手入れの基礎知識と技術の習得のための講習・実習
◆申し込み:農林水産振興センターホームページか往復はがきで、必要事項を、5月30日金曜日(必着)までに、同センター農林振興課(郵便番号739-1751安佐北区深川八丁目30-12)へ。抽選30人
link ◆問い合わせ先:電話845-4348、ファクス845-4350

一 講座の一部を紹介 一


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▲樹木についての学習

県内に自生する樹木の名前や特徴を学ぶ

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▲間伐の講習

チェーンソーの基本的な取り扱い方を学び、実習へ備える

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▲枝打ちの実習

地際から2メートルの高さまでの枝をのこぎりで切り落とす
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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:農林整備課(電話504-2249、ファクス504-2259)

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