進化する広島駅南口


緑豊かな広島JPビルディングへつながる
西側のペデストリアンデッキ

水面のように太陽光を反射して
キラキラ光を放つ天井が印象的

マツダスタジアム方面へ延びる東側の通路

マツダスタジアムへの案内板にはカープ往年の名選手がピクトグラムで登場!
誰か分かるかな?
令和2年から工事を進めてきた広島駅南口広場の再整備。第一弾である新駅ビルが、いよいよ3月24日月曜日にオープンします。
陸の玄関にふさわしいまちづくり
市は、駅ビルの建て替えを行う西日本旅客鉄道(JR西日本)や、路面電車を運行する広島電鉄と連携。広島駅南口広場の再整備を行うとともに、広島駅発着の路面電車のルートを新設するなど、陸の玄関にふさわしいまちづくりを進めています。
東西に延びる通路・ペデストリアンデッキ利用開始
新駅ビル開業に合わせて、駅ビル内の東西通路と隣接ビルにつながるペデストリアンデッキの利用を開始します。
西側のペデストリアンデッキは、新駅ビルの2階から広島JPビルディングへ接続。東側はエキシティ・ヒロシマへ接続し、マツダスタジアム方面へ、愛宕踏切を越えたところまで2階デッキでつながります。その先のスタジアムまでの歩道も整備し広くなるため、野球観戦の行き帰りが、より安全で快適になります。


西日本旅客鉄道株式会社
中田(なかだ)さん
広島駅は、国内外からの来訪者が初めて市に降り立ったときに見る広島の顔。随所に広島を感じさせる仕掛けがされ、路面電車が乗り入れる空間は、特に象徴的です。市民の皆さんにも駅ビル開業と、今後の周辺の発展を楽しみにしてもらいたいですね。
スケジュール
いよいよ!
わくわくが止まらない
全体完成は令和11年春
今後も続々と利用できるエリアが増えていきます。全体完成となる令和11年春までの整備スケジュールを紹介します。

令和11年春 完成イメージ
【令和7年】
3月24日月曜日
▶新駅ビルオープン
▶東西通路・ペデストリアンデッキの利用開始
【令和7年 夏】
広島駅と紙屋町・八丁堀地区間の所要時間が約4分短くなる路面電車駅前大橋ルート(下図)の運転を開始します
廃線となる部分を活用した、居心地が良く歩きたくなる空間づくりを、市と地元住民で検討しています
【8年 春】
「段原一丁目、的場町、紙屋町東、市役所前、皆実町六丁目」などを環状で結ぶ循環ルート(下図)の運転を開始します
「エールエールA館」方面につながるペデストリアンデッキが利用できるようになります
【10年 春】
イベントなどにも活用できるにぎわいスペースがオープンします
ベンチでくつろげる、緑豊かな空間になります
【11年 春】
南口交通広場(1階)が全面オープンします(利用可能なエリアから順次オープン。バスの一部とタクシーエリアは既に利用を開始しています)
「ビッグフロントひろしま」方面につながるペデストリアンデッキが利用できるようになります

路面電車が高架でJRの駅ビル2階に乗り入れるのは、なんと全国初!

広島電鉄株式会社
善積(ぜんじゃく)さん

大きく生まれ変わる広島駅の進化は続きます。これからもご期待ください!

市交通施設整備部
髙山(たかやま)技師


この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】
◆問い合わせ先:交通施設整備部(電話504-2386、ファクス504-2426)