地域の若者と企業をつなぐお手伝い

  区は住民の皆さんと協力し、個性豊かで魅力と活力のあるまちづくりを推進するため、「区の魅力と活力向上推進事業」などさまざまな補助金により活動を支援しています。
 今回は、この補助金を活用して地域の活性化に取り組んでいる団体の一つを紹介します。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話819-3904、ファクス815-3906)

画像

「区に愛着を持ち、活動し、働く」若者を増やしたい

 若者の地域活動を応援する「若者活動サポートセンターあおぞら」。今年度からは、区の魅力と活力向上推進事業補助金を活用し、「若者と企業の“いいね!”をつなぐマッチングプログラム『Hata(はた)+Raku(らく)』」の取り組みを行っています。

自分に合った職場を知ろう

 『Hata+Raku』は、若者が、「はたらく」をキーワードに自分を知り、人を知ることで、社会の中で自分の居場所に気づく力を育てる体感プログラムです。

 プログラムは次の4段階。1.「自分のいいね!を探す棚卸し」、2.「企業人に学ぶ」、3.「若者も社会人も、一緒に体験しよう」、4.「居場所を探しに行くアプローチ(働く実体験+取材)」。就職活動に入る前に、「社会の中で居心地が良い場(職場)とは?」、「自分のまわりにどんな職場(居場所)があるのか?」に気付く力を育てていきます。

 参加した学生からは、「地元企業について知り、経営者の方々の地域に対する思いを知ることができ地元への愛着が強まった」、「自分との対話を重ね、多様な生き方を模索しながら居場所を見つけ出したい」との感想も。未来の自分を描こうとする目が育っています。

画像

想像力を育む
お菓子の家づくりワークショップ
左記の上記の3.)

インタビュー

多様な価値観に触れ、社会の一員として生きてほしい

「若者活動サポートセンターあおぞら」秦野(はたの)代表に話を聞きました。

 区には、豊かな地域資源や地の利を生かして事業を行う中小企業がたくさんあります。

 『Hata+Raku』では、県中小企業家同友会北支部の協力の下、地元企業の代表者の皆さんなどとお話できる機会を設けていますので、地域の若者が自分にあった企業を見つけるお手伝いができると考えています。

 伝えたいのは、“就職することがゴール”ではなく、その先に続く社会の一員となって生きていくことこそが大切。ということ。学生の皆さんには、「働くということ」を考えてもらうと同時に、いろいろなことを経験し多様な価値観に触れてほしいと思います。

画像

学生との対話

index