みんなでつくる
魅力と活力のあるまち
区は、地域のまちづくり活動を活性化するため、補助金の交付や物品の貸し出しをしています。補助金を活用した地域の取り組みを紹介します。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話821-4904、ファクス822-8069)
地域の伝統文化を守る(山王(さんのう)町内会)
地域で受け継がれてきた山王獅子舞や亥の子、とんどといった伝統文化の継承に取り組んでいます。
獅子舞や亥の子に必要な楽器、衣装、道具を修繕・補充することで、今まで以上に質の高い練習や発表ができるようになりました。
11月に、日吉(ひよし)神社例祭で山王獅子舞を奉納、亥の子祭りで亥の子を披露し、1月にはとんどを行いました。伝統文化を盛り上げることにより、「地域のつながり」を実感しました。

祭りで披露した山王獅子舞

練習風景
町内会同士のつながりづくり(神崎(かんざき)町内会)
平成30年豪雨災害の経験から、いざという時に助け合える地域づくりや、矢野町全体のコミュニティづくりを目的に、矢野東集会所を拠点とする4町内会が協力して夏祭りを開催しました。バザーや、模擬店の出店、ゲーム、鬼之城(きのじょう)神楽団のステージ発表を行い、多くの人で賑(にぎ)わう交流の場となりました。また、イベント当日は、ボランティアとして安芸南高等学校の生徒の参加もあり、若い担い手を活用した活気あふれるイベントとなりました。

夏祭りを楽しむこども

鬼之城神楽団のステージ発表
古民家を活用した新しい集いの場(天畠(てんばた)家に集う会)
矢野西にある築120年の古民家(空き家)を活用し、地域住民が「憩いの場」「ユニークな場所」として気軽に集える場にしていくことを目的に、さまざまなイベントを開催しています。7月には語り部を招き、地元高校生を中心とした平和学習「原爆語り部の会」を、8月には夏休み中のこどもの遊び場として「夏休みこども会」を、そして9月には落語家を招き「古民家落語」を開催しました。古民家を活用した意外性のある文化イベントや世代間交流ができる季節のイベント開催により、新たな集いの場となっています。

古民家落語の様子

原爆語り部の会
令和7年度 補助金申請 を受け付けます
地域の皆さんが主体的かつ継続的に取り組むまちづくり活動に対して補助金を交付しています。詳しくは市ホームページで。
補助金交付までの流れ

補助金の種類により日程が異なります。二次募集などを行う場合もあります。申請書類や応募方法については、市ホームページ(上表内)か地域起こし推進課(電話、ファクス上記)へ。
まちづくり支援センターを活用しよう
市は、地域の皆さんの主体的なまちづくり活動を支援するため、地域起こし推進課内にまちづくり支援センターを設置しています。
ここでは、まちづくりに関する相談への助言や人材育成講座の実施、物品貸し出しなど、幅広いサポートを行っています。「新しくまちづくりのための団体を立ち上げたり、イベントを行ったりしたい」「地域の困りごとについて相談したい」など、まちづくり活動に関する相談をしたいと考えている人は、お気軽にお越しください。
ご参加を 貸し出し物品の説明会&ミニコンサート
まちづくり活動に必要な物品(スピーカー、マイクなど)の貸し出し・操作方法についての説明会です。説明会後には貸し出し物品を活用したミニコンサートも行います。また、上記補助金についてのパネル展示も行います。
◆日時:2月24日月曜日午前10時~正午
◆会場:区民文化センター
◆申し込み方法:申し込みフォームか電話で、2月19日水曜日までに地域起こし推進課へ。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話、ファクス上記)