自分に合った睡眠でこころもからだも健康に
10月は市の健康づくり計画「元気じゃけんひろしま21(第三次)」の推進月間です。心と体を元気に過ごせるよう、この機会に自分の睡眠について見直してみませんか。
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話943-9731、ファクス923-1611)


元気じゃけんひろしま21 マスコットキャラクター「そらママ」
良い睡眠は健康への第一歩
市の健康づくり計画「元気じゃけんひろしま21」の中で睡眠は健康づくりの基本要素の一つです。日々の生活において、十分な休養や睡眠は、心身の健康に欠かせません。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、目覚めた時に感じる休んだ感覚(睡眠休養感)は、良い睡眠の目安となります。
市民の3人に1人が睡眠不足

令和3年度市民健康づくり生活習慣調査
令和3年度の市民健康づくり生活習慣調査では、「睡眠で休養が十分とれていると思いますか」という質問に、『とれていない』(「ほとんどとれていない」+「あまりとれていない」)と回答した人の割合が29.1%でした。市民の約3人に1人が睡眠で休養がとれていないと感じています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う活動量の減少など、さまざまな日常生活の変化が睡眠の質に悪い影響を与えた可能性があります。
睡眠不足になると?
睡眠不足は、休養感が得られず疲労や心身の不調をもたらし、注意力や適切な判断力を鈍らせて事故のリスクを高めるなど、生活の質に大きく影響します。また、睡眠不足を含めたさまざまな睡眠の問題が、生活習慣病のリスクを高め、症状悪化の要因となることが明らかになっています。

世代別の良い睡眠をとるためのヒント
こども(おおむね0~19歳) ![]() |
成人(おおむね20~64歳) ![]() |
高齢者(おおむね65歳以上) ![]() |
---|---|---|
●夜ふかしに注意しましょう ●寝る前・寝床の中でのテレビ・ゲーム・スマホの使用を控えましょう ●起床後から日中にかけて太陽の光を浴びて運動しましょう |
●十分な睡眠時間を確保できるよう生活を工夫しましょう ●寝る前や深夜のパソコン・スマホなどの使用は避けましょう |
●眠くなったら寝床に入る、目が覚めたら寝床から離れるよう心がけましょう ●日中は長時間の昼寝は避けて運動習慣を設けましょう |
詳細は、各世代に記載した二次元コードから、厚生労働省「世代ごとのGoodSleep(ぐっすり)ガイド」を参照ください。
睡眠は個人差があり、持病などによっても睡眠の状態が変化する可能性があります。睡眠に関する症状(眠れない、眠っても休んだ感覚がないなど)が改善しない場合は、医療機関に相談しましょう。
10月28日月曜日
元気じゃけん講演会
睡眠に関するお悩みはありませんか?健康維持に欠かせない、「より良い睡眠」のためにできることについて学びましょう!
◆時間:午後2時~3時半(開場午後1時半)
◆会場:区役所別館
◆内容:講演「眠る門には福来たる!-より良い睡眠のためのポイントとは?-」
●要約筆記・手話通訳あり
◆講師:広島国際大学健康科学部長・田中秀樹(たなかひでき)氏
◆申し込み方法:電話かファクスで地域支えあい課(電話、ファクス上記)へ。先着70人
健康づくりの味方!
佐伯区元気じゃけん定食「あんかけ小松菜つくね定食」
睡眠の質を高めるには、栄養バランスの良い食事も欠かせません。区保健センターでは「元気じゃけん定食」のレシピを作成しています。野菜たっぷりの定食を作りませんか。
【主食】 ご飯
【主菜】 あんかけ小松菜つくね
【副菜】 切り干し大根のみそ汁
【副菜】 かぼちゃのヨーグルトソース
▼レシピはこちらから