バス路線の最適化に向けた実証運行

 市は、存続の危ぶまれるバス路線を利便性が高く持続可能なものにするため、バス事業者と共にバス事業の再構築に取り組んでいます。その一環として、一部地域で試行的に経路や時刻を変更します。

バス事業者と協調し共同運営システムを稼働

     乗り合いバス事業は、バスの利用者の大幅な減少や運転手不足、運転手の労働時間規制による減便などにより厳しい経営状況にあり、バス路線そのものの存続が危ぶまれています。
     そこで、市はバス事業者と協調し、利便性と持続可能性の高いバス事業の仕組みとして、今年度から共同運営システムを稼働しています。

昨年度の結果を踏まえ運行ルートなどを見直し

     今回実証運行を行うのは、昨年も行った広島バス29号線です。昨年の結果を踏まえ、運行ルートの見直しなどを行った上で、改めて実証運行を行います。

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■対象路線 広島バス29号線(矢賀経由)
■実施期間/時間帯 12月28日土曜日まで/9時台~16時台

実施内容 ・運行区間を「小河原車庫~広島バスセンター」から「小河原車庫~大須3丁目」に変更
・小河原車庫~大須3丁目を増便(1時間に1便程度を確保)
・温品4丁目(広島電鉄)や大須3丁目でPASPY(パスピー)を使って広電バスに乗り継ぐ場合、直通と同額の運賃に割り引き
・午前中の1往復は「イオンモール広島府中」へ乗り入れ
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◆問い合わせ先:公共交通政策部(電話504-2934、ファクス504-2426)

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