家庭でできる夏の省エネと備え
夏の暑い時期は、エアコンの使用などによるエネルギー消費量が増加するとともに熱中症のリスクが高まります。家庭でできる省エネ・熱中症対策に無理のない範囲で取り組みましょう。
地球温暖化のいま
近年、地球温暖化が進行し、気温が35度以上となる猛暑や豪雨などによる災害が頻発しています。市内でも、平成26(2014)年、同30(2018)年に豪雨災害が発生しました。
市は、「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す」ことを表明。その実現に向け、「広島市地球温暖化対策実行計画」に基づき、省エネルギー対策の推進などに取り組んでいます。
熱中症警戒アラートなどにご注意を
熱中症による健康被害が生じる恐れがある場合、国から、「熱中症警戒アラート」が発表されます。今年度からは、より深刻な場合に発表される「熱中症特別警戒アラート」が新たに創設されました。
暑さから身を守るため、涼しい環境で過ごすようにしてください。高齢者、乳幼児など熱中症にかかりやすい人への声掛けをお願いします。
身近にできる!家庭の省エネ・節電対策
◆エアコン

●フィルターは小まめに掃除する
●室内の冷やし過ぎに注意し、無理のない範囲で設定温度を上げる
●日中はすだれ、よしず、カーテンなどで窓からの日差しを和らげる
◆冷蔵庫
●物を詰め込み過ぎない
●無駄な開閉をしない
●設定温度を「強」から「中」にする ※食品の傷みにはご注意を
●壁と冷蔵庫の間に適切な間隔を
◆テレビ

●省エネモードに設定し、画面の明るさを調節する
●見ていない時は、リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。長時間使わないときはコンセントからプラグを抜く
◆温水洗浄便座

●使わない時はフタを閉める
●便座、洗浄水の温度設定は低めに
●温水のオフ機能、タイマー節電機能を利用(機能がない場合、使わない時はコンセントからプラグを抜く)
暑い夏の日を快適に過ごすためのポイント
●冷却ジェルシートなど冷感グッズを活用する
●うちわや扇子を使用する
●外出時は蒸れにくい素材の帽子を着用。帽子は時々外して、汗の蒸発を促す
●窓に断熱シートを設置する

◆問い合わせ先:温暖化対策課(電話504-2185、ファクス504-2229)