市消防局管内の令和4年の救急隊の出動件数は、前年から1万件増加。それに伴い、救急車が現場に到着するまでの平均時間は令和4年で8.8分と、令和2年の7.9分から約1分延びました。
市消防局では41台の救急車で救急活動を行っていますが、このまま救急出動件数が増加すると、一時的に救急車が足りなくなることも予想されます。
傷病者が心肺停止となった場合に何も手当てを行わないと、救命率が1分経過ごとに7〜10%低下するといわれています。緊急性の低い救急出動が増えると、本当に必要な人のところに向かう救急車の到着が遅れ、「救える命」を救えないことにもなります。
いち早く救急車が到着できるよう、救急車の適正利用をお願いします。
顔半分が動きにくい/笑うと口や顔の片方がゆがむ/ろれつが回らない/視野が欠ける/物が二重に見える/顔色が明らかに悪い
突然の激しい頭痛や高熱/急に立てないくらいふらつく
胸痛や息切れ・呼吸困難/胸の中央から締め付けや圧迫されるような痛みが2〜3分続く/痛む場所が移動する
突然のしびれ/突然に片方の腕や足に力が入らなくなる
突然の激しい腹痛/持続する激しい腹痛/吐血や下血がある