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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年9月1日号トップページトピックス救える命を救うために

救える命を救うために

 救急車の数には限りがあります。本当に必要な人の元にいち早く駆け付けられるよう、救急車の適正利用にご協力ください。

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救急車が足りない事態に

 市消防局管内の令和4年の救急隊の出動件数は、前年から1万件増加。それに伴い、救急車が現場に到着するまでの平均時間は令和4年で8.8分と、令和2年の7.9分から約1分延びました。
 市消防局では41台の救急車で救急活動を行っていますが、このまま救急出動件数が増加すると、一時的に救急車が足りなくなることも予想されます。


救命率は1分経過ごとに低下

 傷病者が心肺停止となった場合に何も手当てを行わないと、救命率が1分経過ごとに7〜10%低下するといわれています。緊急性の低い救急出動が増えると、本当に必要な人のところに向かう救急車の到着が遅れ、「救える命」を救えないことにもなります。
 いち早く救急車が到着できるよう、救急車の適正利用をお願いします。


緊急か迷う時

判断に迷ったら電話相談「救急相談センター広島広域都市圏」へ

 急な「病気」や「けが」で救急車を呼ぶか、様子を見てもよいかなどを相談できます。
◆問い合わせ先:医療政策課(電話504-2178、ファクス504-2258)

電話 ♯7119
24時間365日相談無料(通話料はかかります)
つながらない場合は、電話246-2000へ

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緊急時

こんなときは迷わず119番を!



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顔半分が動きにくい/笑うと口や顔の片方がゆがむ/ろれつが回らない/視野が欠ける/物が二重に見える/顔色が明らかに悪い




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突然の激しい頭痛や高熱/急に立てないくらいふらつく


胸・背中

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胸痛や息切れ・呼吸困難/胸の中央から締め付けや圧迫されるような痛みが2〜3分続く/痛む場所が移動する


手・足

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突然のしびれ/突然に片方の腕や足に力が入らなくなる




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突然の激しい腹痛/持続する激しい腹痛/吐血や下血がある


◆問い合わせ先:消防局救急課(電話546-3461、ファクス249-1160)

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