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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年7月15日号トップページトピックス「ひなん支援の調査」にご協力ください

「ひなん支援の調査」にご協力ください

 災害時に自力で避難することが難しい人が、地域の支援を受けて避難できるよう、支援に必要となる情報などを調査します。

8月31日木曜日までにご返送を
実際に避難するときのことを想像しながら、まずは書ける範囲で回答してください
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健康福祉企画課
河野友志(こうの ともゆき)主事


避難支援などに役立てます

 この調査は、下記【1】【2】を目的に実施します。
【対象者】今年4月1日時点で次のいずれかの要件に該当する人
●要介護3以上の人
●身体障害者手帳1・2級か肢体不自由3級の交付を受けている人
●療育手帳(A)かAの交付を受けている人
●精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている人
●居宅介護、短期入所、補装具費の支給か日常生活用具の給付サービスを受けている難病患者
●上記の要件に準ずる状況で、自力での避難が困難であると市長が認める人


【1】避難支援に必要な情報を自主防災組織や町内会などへ提供することについての意向を確認すること
 災害時に自力での避難が難しいと思われる人を対象に、自主防災組織や町内会などの関係団体へ必要な情報を提供することについての意向調査を行います。
 同意した人の情報は、関係団体に提供し、災害時の避難支援や安否確認などに使用します。

【2】「わたしのひなんシート」を作成すること
 「わたしのひなんシート」とは、災害の危険が迫った時に、「誰と」「どこに」「どうやって」避難するかなど一人一人の避難を考えるための計画です。
 災害時に安全に避難できるよう、まずは、送られてきた調査票の中の「わたしのひなんシート」に、避難先や避難先までの移動方法などを検討して書いてみましょう。分からない箇所については、空欄のままでも構いません。

 「わたしのひなんシート」の作成については、災害危険区域に居住し、家族などの支援が受けられない人などシート作成の優先度の高い人から順番に、地域で避難支援に関わる人や市の職員がお手伝いしています。


「ひなん支援の調査」の流れ

調査票などを7月下旬〜8月上旬に対象者(上記)へ発送します。

 ↓

送られてきた調査票に情報提供への同意の有無、避難方法などを書ける範囲で記入し、返送してください。

 ↓

上記【1】に同意した人の情報は、自主防災組織や町内会などの関係団体に提供し、地域の避難支援の取り組み(下記)に使用します。


市ホームページ
コード

避難支援の取り組みの一例

以下は、上記【1】に同意した場合の避難支援の取り組みの一例です。

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1.お宅訪問など

お宅訪問をするなどし、●心身や世帯状況などの把握 ●自助の必要性の理解促進 ●避難に必要な支援内容の聞き取り

2.支援者の調整

本人などで支援者が確保できない場合、地域で支援ができる人(隣近所の人など)を確保

3.災害時の避難支援

「いつ」「どんな」支援を行うのか、事前の話し合いに基づいて支援(避難情報の連絡、移動支援など)


避難支援の原則
●避難支援の取り組みは「共助」によるものです。法的な義務や責任を負うものではありません
●避難支援は、支援者本人とその家族の安全を確保した上で、可能な範囲で行うものです


福祉避難所を開設します

 福祉避難所とは、高齢者や障害者などが利用しやすいよう、車いす使用者などに対応したトイレやスロープなどを整備し、相談員を配置するなど、福祉的な配慮をした避難所です。
 災害時には、まず小学校などの指定緊急避難場所へ避難しますが、避難が長期化するときなどには、必要に応じて、市が福祉避難所を開設します。
 高齢者や障害者など、指定緊急避難場所での避難生活が困難な人については、相談により福祉避難所へ直接避難することも可能です。


◆問い合わせ先:危機管理課(電話504-2653、ファクス504-2802)、健康福祉企画課(電話504-2144、ファクス504-2169)

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