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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年7月15日号トップページトピックス広島の中学生から、世界へ

HIROSHIMA(ヒロシマ)の思いを
広島の中学生から、世界へ

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中学生による「伝える HIROSHIMA プロジェクト」の研修で海外の人々へインタビュー

 市内には、平和について考え、行動する若者が多くいます。そのうち、中学生にスポットを当て、二つの取り組みを紹介します。

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昨年の同プロジェクトで駐日大使へ平和のメッセージ

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同研修の様子

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同研修の様子

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中学生による「伝える HIROSHIMA プロジェクト」の研修で海外の人々へインタビュー

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G7首脳らに献花用の花輪を手渡し

英語で伝えるメッセージ

 8月5日、6日に、各国の駐日大使をはじめ、平和記念公園を訪れる海外の人々へ中学生が英語で平和のメッセージを発信する、中学生による「伝える HIROSHIMA プロジェクト」。中学生の平和への意識の高揚や英語力の向上を図り、グローバル人材の育成につなげることを目的に、被爆70年の平成27(2015)年から行っています。
 今年は、市内32校の2、3年生36人が参加。グループ演習、被爆体験伝承者や留学生との交流など4回の研修を行い、メッセージを完成させます。
 6月下旬に開催された3回目の研修では、同公園で海外の人々に平和への願いや思いをインタビューしました。古田中学校(西区)3年生の近藤桃子さん(上写真1の中央)は「『平和については祖母から学んだ』という言葉が印象的でした。今日の内容なども踏まえ、本番までに自分なりのメッセージを作りたいです」と意気込みを語ります。
 同プロジェクトについては、市ホームページで。

市ホームページ
コード
◆問い合わせ先:教育委員会指導第二課(電話504-2487、ファクス504-2142)


G7首脳らに平和の花輪

 5月19日から21日に開催されたG7広島サミット。G7首脳たちの原爆慰霊碑への献花を、宇品中学校(南区)の生徒がサポートしました。

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 岸田首相に献花用の花輪を手渡した生徒会会長の明石華(あかし はな)さん(上写真)は「サミットについて、新聞やテレビ、学校でもある程度学習していましたが、まさかこんな大役を担うことになるなんて。首相から、ありがとうの言葉と握手をしてもらい感激しました」と、歴史的なシーンに立ち会ったひとときを振り返ります。
 明石さんは、国際情勢に関心があり、進路や将来の仕事なども心に決めたものがあるとのこと。「その思いが、今回のことでより一層深まりました。友達同士でももっと気軽に世界や平和のことを話して、考えていけたらと思います」。
 今回の話が舞い込んでから2週間余り。仲間と一緒にやりきって、平和への思いを新たにしていました。

◆問い合わせ先:広島サミット県民会議事務局(電話225-8190、ファクス225-8394)


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G7首脳とその配偶者に献花用の花輪などを手渡した宇品中学校生徒会執行部2、3年生の11人。右端は同校の小田原順蔵(おだはら じゅんぞう)校長。首脳らによる平和記念公園訪問の終了後に記念撮影

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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

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